ボドゲ「インカの黄金」のカードデザインが納得行かないので自作した

  1. 1. インカの黄金の面白さと問題
    1. 1.1. ルール
    2. 1.2. デフォルトカードの問題
  2. 2. よろしい、ならば作ってしまえ
    1. 2.1. コンセプト
      1. 2.1.1. バリアントルール「ダッシュ」
    2. 2.2. 自作
      1. 2.2.1. 出力
      2. 2.2.2. カット
      3. 2.2.3. 貼り
    3. 2.3. あとは遊ぶだけ

「インカの黄金」という割と定番でとっつきやすく楽しめるチキンレース系のボドゲは知ってるかい?ボドゲを普段やらない層でも簡単に理解できて楽しめるので重宝してるんだけど、どうしてもカードデザインが納得行かないので自作して改良する話。

インカの黄金の面白さと問題

ルール

ルールを簡単に説明すると、

  1. プレイヤーは探検家になって遺跡をみんなで一緒に探検
  2. ターン毎に進むのか帰還するのかをせーので選択
  3. 予想される状況は財宝か罠
  4. 獲得した財宝は罠にかかることなく生還しないと持ち帰れない(いわゆるチキンレース)
  5. 獲得人数で割り切れない財宝の場合、置いたままにして帰還する時にそのターンの帰還者数で割る

というのが主なルール。つまりギリギリまで粘って進み、かつ、帰還する時は他プレイヤーとタイミングが被らないようにする、というの最適解のゲーム。他プレイヤーと帰還のタイミングが被ると帰り道にある財宝をも人数で割る必要があるので、獲得できる可能性が減る。ここが面白いポイント。行くか、帰るか、そろそろ罠で死ぬかもしれないがおそらく他のプレイヤーも同じこと考えてる。帰るなら一人のタイミングで帰る必要があるし、行くのも帰るのも判断に悩む。というのが醍醐味。

デフォルトカードの問題

ルール的に、せーのっで他プレイヤーと同時に次の行動を表示する。ここで、お前まだ行くのか!もう帰るのか!うわー、帰還タイミング被ったわー、と盛りあがる。そう、ここがポイント。

実はインカの黄金は「ダイヤモンド」というゲームで従来は「進むトークン」を握って、せーのでみんなで手を広げるゲーム。インカの黄金になって、進むと帰還を示すのはそれぞれのカードで、せーので裏で出していたカードを表にする、というやり方に変わった。ここまでは良いんだけど、問題は進むカードと帰還カードのデザインがいまいちパっと見てわかりにくいのが問題。


どうこれ?パっと見わかんなくない?左が帰還で右が進む。

世界観も重要なのでデザインにこだわってるのは素敵だけど、この判別のつきづらさはいただけない。初心者が行くと帰還を間違えることもあれば、せーのでめくった時に瞬間的に判断できることが重要。ん、どっちだ、って一瞬でも考えるようであればその面白さを損なわれてしまう。

よろしい、ならば作ってしまえ

コンセプト

間違えない、一瞬でわかる、がもっとも重要視すべきポイント。できれば世界観に沿ったものにはしたかったけど、この際それは切り捨てた。

誰でもわかる、ということでピクトグラムを採用。わかりやすく大きく文字をつけ、色も使って危険なのか安全なのかも表現。これならば間違えないはず。

そして今回はせっかくなんでバリアントルール用ダッシュカードも作ってみた。

バリアントルール「ダッシュ」

仲間うちでやってみて割と良いアクセントになってるのが、このダッシュルール。

  1. 5ラウンドで1ゲームだが、1ゲーム中に一度だけ使い捨てで使える
  2. そのターンの効果をダッシュしたプレイヤーだけで受けることができる
    • 例えば障害なら障害を一人で受け、ダッシュしてないプレイヤーは障害としてカウントされない
    • 財宝ならばダッシュしたプレイヤーだけで分配、一人なら一人占め

自作

今回の方法として、画像をベクター形式で作ったものをA4に適当に面付けして、それをシール紙に出力。カットしたものを別途購入したブランクカードに貼る、という方法。ちなみに元画像はピクトグラムをフリーで配布しているところから使わせていただいた

ヒューマンピクトグラム2.0

カードのほうは自作ゲームでも使われてるらしいものを。そこまで高額なものでもないので。

出力

シール紙に出力したけど、今回は耐水性の光沢紙をチョイス。最初に普通のシール紙を買ったら間違えて4つ切りのを買ってしまった。結果的には発色も良くなかったのでまあ良いか。ということで光沢紙を買ったけど、剥離側も印刷面も光沢でわからなかったので間違えて剥離紙側に印刷してしまって失敗。

という紆余曲折あったものの、無事完了。発色も光沢も良い。耐水性もあるらしいので良い感じ。文句をつけるとすれば滑りにくいので、プレイ時にひっかかりを感じないかどうか、という点。ただし、ゲームの性質上すばやくカードを操作する必要も、多く持つ必要もないので大丈夫そう。あとは耐摩耗性がどの程度あるか。

カット

裁ち落としするために一般的な3mmの広くとって、トンボ的なガイドラインを付けたものを用意した。なのでこのガイドに従って切っった。これは上手くいった感じ。


ついでに角丸君をつかって角を落としていく。一つ4つだから意外に数が多かったけど、簡単なので良しとしよう。カードより一回り小さくつくってあるので角は落とさなくても貼るのには問題ないけど、こういうひと手間は意外に大事で、よくできてる感を醸し出してくれる。

貼り

治具を作ったらちゃんと行くのだろうけど、面倒なので目で合わせて貼っていく。当然曲った。そう、僕は携帯のフィルム貼りなども含めちょっと苦手。しかも角丸にしたから剥離しにくい、という仕様。といいつつもそんなに大きな問題なく完了。


あとは遊ぶだけ

と、つくっておいてまだ遊べてないけど、出来は上々。世界観はともかくとして、視認性はかなり良い。問題だった行くのか戻るのかを混同するようなことはなさそう。まぁ満足かな。あとは実際プレイしてみてまたなんかあれば考えなおすとしましょうか。