タグ "配信" が付けられた記事

LadioCast と Soundflower の解説書

  1. 1. LadioCast と Soundflower について
    1. 1.1. LadioCast の音声ミキシングの解説
    2. 1.2. Soundflower の解説
  2. 2. ケーススタディ
    1. 2.1. [A] iTunes 等で BGM を使用しつつ、マイクで喋る
    2. 2.2. [B] [A]+Skype を使用して、Skype 相手の声も放送に乗せる
    3. 2.3. [C] BGM+自分の声+Skype相手の声を放送に乗せ、Skype相手にもBGM(SE)が聞こえるようにする
    4. 2.4. [D] [A],[B],[C]の状態でねとらじ以外の配信をする。
      1. 2.4.1. [D-A] Skype を使用しない場合
      2. 2.4.2. [D-B] Skype を使用するが、Skype 相手に BGM(SE) を流さない場合
      3. 2.4.3. [D-C] Skype を使用しつつ、相手に BGM(SE) も流す方法
    5. 2.5. [E] Skype 通話しながらキャプチャしたゲームを実況する
  3. 3. 最後に

Ladiocast soundflower icon
LadioCast は以前紹介した「ねとらじ」を Mac で放送する方法のみならず、音声ミキサー(ルーティング)としても優秀なソフトです。このミキシングについて、ねとらじや他の配信(ex. Ustream.TV、JustinTV.、ニコニコ生放送)を例にして、いくつか挙げて解説してみます。

LadioCast と Soundflower について

LadioCast の音声ミキシングの解説

入力デバイスで設定できる3つのうち「メイン」をオンにしたもの全てが出力メインに流れます(≒ねとらじ放送に乗ります)。ということは、同時に「出力メイン」で設定したデバイスにも流れます。AUX1,2 は放送には乗りませんが、設定した出力 AUX デバイスに流れます。1と2は1系統x2=2系統をミキシングに使えると考えてください。 基本は

  • 「出力メイン」はヘッドフォンなどの音声モニターするデバイス (兼、放送に乗せる音声、と考えると状況が整理しやすいと思います)
  • 「出力AUX」はルーティングに使用 (使用するとしたらSoundflower)

というのが定石になります。入力のピークメーター下部右側に「+dB」とありますが、これはベースの音量設定だと思ってください。高いほど音量は大きくなります。逆にマスターの音量が小さいと思ったら数値を大きくしてください。

Soundflower の解説

Soundflowerは仮想の音声入出力デバイスです。入力にも出力にも使えるのが便利な反面、理解が難しいことがあります。物理的なデバイスであるマイクは入力のみ、スピーカーなどは出力のみ、に対して、Soundflower はその両方、つまり出力も入力も両方に使用できます。 例えば、

  1. Mac の出力デバイスでSoundflowerを選択 (この時点でMacから流れる音はSoundflowerに流れます。)
  2. LadioCast の入力を Soundflower に設定し「メイン」をオンにする (これで、Macの音がメインに流れる=放送に乗ります。)

また、Soundflowerには、(2ch)、(16ch)の2系統あります。 基本的にはチャンネル数は特に気にせず、A,Bと考え、別個の Soundflower 1つづつがあると思ってOKです。

ケーススタディ

以下の方法は一例です。他にもいろいろ設定方法があると思いますが、何もわからない方は参考にしてみて下さい。理解ができたらきっと自分で応用して、自分の使いやすいように変更することができるようになるでしょう。
(注意:ここでは僕の使用しているマイクデバイスは、UA-4FX、ヘッドフォンデバイスも UA-4FX になっています)

[A] iTunes 等で BGM を使用しつつ、マイクで喋る

「ねとらじ」を Mac で放送する方法でも書いたとおり、一番基本となる設定だと思います。詳しくはそちらを参照してください。

[B] [A]+Skype を使用して、Skype 相手の声も放送に乗せる

いわゆる凸待ちベーシックスタイルです。(Skype 相手に自分の Mac の音を乗せたい場合は[C]へ)
条件は、

  1. マイクの音を放送に乗せる
  2. Mac の音を放送に乗せる
  3. Skype 相手の声を放送に乗せる

の3つになり、[A]の設定にさらにSkypeの設定が加わります。

A設定 Skype

Skype>設定…>音声
















出力デバイス:Soundflower(16ch)
入力デバイス:マイクデバイス(僕の場合はUA-4FX)
呼び出し中:Soundflower(16ch)

と設定すれば、

  • Skype から出る音は、Soundflower(16ch)に乗る。
  • Skype 相手には自分のマイクから入る音が流れる。

となります。
またこの時、Skype には自動音量調節機能が備わっているので、 勝手にSounflowerの音量が上下されてしまいます。 これは無効にするほうが望ましいのですが、方法は Skypeの音量自動調節機能を無効にする | Macの手書き説明書 を参照すると良いと思います。

その上で、LadioCastにて、




























入力1:マイクデバイス(僕の場合はUA-4FX)
入力2:Soundflower(2ch)(Macの音)
入力3:Soundflower(16ch)(Skype相手の声)
出力メイン:使用してるヘッドフォンデバイス
出力AUX1:N/A
出力AUX2:N/A

とすれば、「メイン」ボタンがオンの時に、放送とヘッドフォンに Skype の音も流れます。

[C] BGM+自分の声+Skype相手の声を放送に乗せ、Skype相手にもBGM(SE)が聞こえるようにする

凸待ちアドバンスドスタイルです。
条件は、

  1. マイクの音を放送に乗せる
  2. Mac の音を放送に乗せる
  3. Skype 相手の声を放送に乗せる
  4. Skype 相手に自分の声と Mac の音を流す(トークバックなし) (=Skypeの入力=マイク+ Mac の出力)

ここで LadioCast と Soundflower を組み合わせた音声ミキシング(ルーティング)が必要になります。
LadioCastは、

C設定 LadioCast































入力1:マイクデバイス(僕の場合はUA-4FX)AUX1
入力2:Soundflower(2ch)(Macの音)メイン
入力3:Soundflower(16ch)(Skype相手の声)メイン
出力メイン:使用してるヘッドフォンデバイス
出力AUX1:Soundflower(2ch)
出力AUX2:N/A

と設定すると、 自分のマイクで喋った声は、一度 Soundflower(2ch) に入り、Mac の音とミックスされます。そして、Soundflower(2ch) が「メイン」に入ってるので、最終的に放送に乗ります。
Skypeのほうはというと、
















出力デバイス:Soundflower(16ch)
入力デバイス:Soundflower(2ch)
呼び出し中:Soundflower(16ch)

にすれば、LadioCast でミックスされた自分の声 + Mac の音 = Skype 相手に流れる音 となります。混乱してしまうような場合、図で描くとわかりやすくなります。

C設定図

この図で理解する方法は自分で応用する場合にも使えるテクニックだと思います。

[D] [A],[B],[C]の状態でねとらじ以外の配信をする。

LadioCast の機能により、メインに入った音は自動でねとらじに乗りますが、一般的な他の配信(ex. Ustream.TV、JustinTV.、ニコニコ生放送)はサウンドデバイスを1つだけしか設定できないので、最終的に Soundflower のどちらかに音声をまとめ、それを他の配信の音声入力で選択しなければなりません。

また以下の例は、ねとらじ放送も同時に行える設定ですが、 ねとらじ放送をせずに他の配信のみを行いたければ、 LadioCastの「接続する」ボタンを押さなければいいだけになります。

[D-A] Skype を使用しない場合

方法はいろいろありますが、[A]に従うかたちにすると

D-A 設定図

という図になり、システム環境設定>サウンド>出力Soundflower(2ch)にして、LadioCastは、

D-A LadioCast 設定






























入力1:マイクデバイス(僕の場合はUA-4FX)メイン+AUX2
入力2:Soundflower(2ch)(Macの音)メイン+AUX2
入力3:N/A
出力メイン:使用してるヘッドフォンデバイス
出力AUX1:N/A
出力AUX2:Soundflower(16ch)

となります。これで、他配信の音声入力デバイスを Soundflower(16ch) にすればOK。
もしくは、












出力メイン:Soundflower(16ch)
出力AUX2:使用してるヘッドフォンデバイス

というふうに入れかえて、

  • メインは配信出力
  • 出力AUX2をモニタリング

としても良いですね。 入力1(マイクデバイス)の出力AUX2をオフにすれば、「配信には声が乗るけど、自分の声は聞こえない」となるので自分の声をモニタリングしたくない、という人向けですがマイクトラブルの際などにすぐに対応できない(わかることができない)ため、一長一短ですね。
(自分の声を聞くのは慣れてしまえば案外気にならないものです)

[D-B] Skype を使用するが、Skype 相手に BGM(SE) を流さない場合

LadioCast は[D-A]の設定で、Skype 相手からの音声を放送の BGM(SE) にミックスすればいいので、Skype の設定を、
















出力デバイス:Soundflower(2ch)
入力デバイス:マイクデバイス(僕の場合はUA-4FX)
呼び出し中:Soundflower(2ch)

と設定し、Skype相手からの音量調整はSkype側で行ないます。

[D-C] Skype を使用しつつ、相手に BGM(SE) も流す方法

とりあえず、図を描きます。

D-C 設定図

ねとらじ放送だけの時と違い、これも Skype相手からの音量調整はSkype側で行わないといけません。 この図から、Skypeの設定は、
















出力デバイス:Soundflower(16ch)
入力デバイス:Soundflower(2ch)
呼び出し中:Soundflower(16ch)

となるのがわかるでしょうか。
そして、マイクと Mac の音声を Soundflower(2ch) でまとめ、 それを、Soundflower(16ch) に乗せ、他の配信用にします。 同時にモニタ用(ねとらじ同時放送も可能)にメインにも入れます。
つまりLadioCastの設定は

D-C LadioCast 設定































入力1:マイクデバイス(僕の場合はUA-4FX)AUX1
入力2:Soundflower(2ch)(Macの音)AUX2
入力3:Soundflower(16ch)(全ての音)メイン
出力メイン:使用してるヘッドフォンデバイス
出力AUX1:Soundflower(2ch)
出力AUX2:Soundflower(16ch)

のようになります。

[E] Skype 通話しながらキャプチャしたゲームを実況する

例えば僕の場合、Xbox360 などでネットワーク対戦(協力)プレイをしながら、相手と Skype 通話し、その音を配信に乗せ、且つ、Skype 相手には僕の声のみ流す(ゲーム音声は流さない)、という配信をしたりしています。

この場合、実は簡単で、[D-B]の応用になります。
[D-B]の設定では、LadioCastの入力3が余っているため、入力3:キャプチャの音声デバイス - メイン+AUX とすれば、配信とモニタにキャプチャからの音声が乗ります。なお、Skype 相手にはマイクだけの設定なのでゲーム音は流れず、声のみ流れます。

最後に

Soundflower を3系統に増やしたり、LadioCast を複数同時起動すると さらにいろんなことができますが、上記の例でほとんどのケースに対応できるのと、多種多様すぎるので、解説は割愛します。 上記を読んで LadioCast と Soundflower の仕組みを理解すれば、あとは工夫次第でどうにでもなると思います。

※ この記事は 旧 Blog からリライトした記事です。

「ねとらじ」をMacで放送する方法

  1. 1. インストールが必須なもの
    1. 1.1. LadioCast
    2. 1.2. LAME Audio Encorder
    3. 1.3. Soundflower
  2. 2. 放送設定
    1. 2.1. Streamer ウインドウ
      1. 2.1.1. タブ:接続
      2. 2.1.2. タブ:エンコーディング
      3. 2.1.3. タブ:メタデータ
    2. 2.2. LadioCast ウインドウ(ミキサー)
  3. 3. 補足事項
    1. 3.1. あると便利なもの
    2. 3.2. LadioCast + Soundflower の高度な音声ミキシングについて
  4. 4. インストールが必須なもの
    1. 4.1. LadioCast
    2. 4.2. LAME Audio Encorder
    3. 4.3. Soundflower
  5. 5. 放送設定
    1. 5.1. Streamer ウインドウ
      1. 5.1.1. タブ:接続
      2. 5.1.2. タブ:エンコーディング
      3. 5.1.3. タブ:メタデータ
    2. 5.2. LadioCast ウインドウ(ミキサー)
  6. 6. 補足事項
    1. 6.1. あると便利なもの
    2. 6.2. LadioCast + Soundflower の高度な音声ミキシングについて

LadioCast+ねとらじ
Mac を使用してねとらじ(インターネットラジオ)を配信するノウハウ。ここでは LadioCast を使用した方法を紹介します。

インストールが必須なもの

LadioCast

配布元:かわうそのブログ:MacLadioCast アーカイブ
配信+ミキサー
ダウンロードした DMG ファイルを開いてマウントし、LadioCast.appをアプリケーションフォルダにコピーしてインストールします。もしくは現在はAppStoreでも配布されてるようです。
LadioCast 無料 Yosirou Sawayanagi (2016.09.26時点) posted with ポチレバ

LAME Audio Encorder

インストーラ配布元:Thalictrum
ソースコード配布元:LAME MP3 Encoder(基本的には不要)
フリーの MP3 エンコーダ
ねとらじでは音声を MP3 に変換して配信するのが基本なので、LadioCast とセットで必要だと考えていただければOKです。ソースコードからインストールするまでの手順を自分で行なうと面倒なので、Thalictrum で配布されているインストーラ形式のものを使用することをオススメします。

Soundflower

配布元:Soundflower - Project Hosting on Google Code
注:付属の Soundflower bed はインストールしなくてもOKです。
実は入力音声だけの放送なら必須ではないですが、BGM や SE(効果音)を使用するために Mac から出力される音声を放送に乗せるなら必要です。 声だけでの放送をしない限り、事実上必須と考えても良いかと思います。

放送設定

上記3点セットがあれば、ねとらじ放送をすることは可能です。 LadioCast と Soundflower での音のミキシングはひとまず置いておいて、LadioCast の設定をします。

Streamer ウインドウ

タブ:接続

Ladiocast Streamer 接続タブ設定

サーバアドレス:
std1.ladio.jp

ポート:
80X0(Xには1~9の数値が入ります)

マウント:
任意の英数字

ユーザ:
source

パスワード:
ladio

文字セット:
Japanese(Shift_JIS)

番組名:
任意の番組名

ジャンル:
番組のジャンル、概要

説明:
番組の説明

ウェブ URL:
掲示板やサイトなどの関連した URL

ここで設定した内容が放送 URL やヘッドラインに載る情報になります。放送URLはhttp://std1.ladio.net:"ポート"/"マウント".m3uになります。

タブ:エンコーディング

一般的な設定では

フォーマット:
MP3

サンプルレート(Hz):
自動

ビットレートモード:
一定

ビットレート(kb/s):
48

クオリティレベル:
ビットレートモードが一定の場合は設定する必要なし

チャンネル:
モノ

となります。

上記の設定はラジオのような配信をする時のもので、音楽などの配信する時は適切に設定しなおすことをお勧めします。

  • フォーマット:LAME Audio Encorder をインストールしていれば、MP3が使用できます。音質を気にするならば他の選択もありますが、聴取側も再生できる環境が限られてくるので、あまりオススメしません。
  • サンプルレート:44100 だと CD レベルらしいです。 CPU 負荷とも関係してくるので、基本は自動で問題ないはずです。
  • ビットレートモード:ビットレートが高いと音質が良くなりますが、 逆にデータ転送量が多くなってしまうので、固定してしまうことをオススメします。
  • ビットレート(kb/s):声での配信をメインとするならば、32kbps もあれば十分なはずです。 どの程度の音質なのかは、ビット毎秒 - Wikipedia をご参照ください。 なお、数値が高いとデータ転送量が上がるため、バッファが発生しやすくなり、帯域も圧迫します。
  • チャンネル:ステレオ放送は上手くつかわない限り聞きづらくなり、データ転送量が多いので非推奨です。 音声パン技術をアクセントとして使ったり、音楽のみの放送ならばその限りではありません。

タブ:メタデータ

  • 文字セット:Japanese(Shift JIS)
    聴き手の再生ソフトによって文字化けするか、しないかが決まりますが、 一般的に Shift JIS が用いられているようです。
  • 曲情報:任意の文字
    iTunes から自動的に曲情報を取得し、曲情報にセットするアプリケーションを作成しましたので、お気に召すようなら使ってみてください。
    ねとらじ用曲名送信ソフト OnAirSongHelper - Trial and Spiral - 試行錯誤顛末記録    LadioCast(0.7 以降)用自動曲名取得+送信アプリケーション ...        
    

LadioCast ウインドウ(ミキサー)

「メイン」ボタンが押されてるものが放送に乗ります。ここでは最も基本的だと思われる、iTunes 等で BGM を流しつつ、マイクで喋る設定のみ紹介します。

まず、BGM について、Mac の音をスピーカー(ヘッドフォン)ではなく、一度 Soundflower に入れる必要があります。
システム環境設定>サウンド>出力Soundflower(2ch) を選択して下さい。

サウンド設定

マイクからの入力音声については LadioCast 側の設定のみでOKです。LadioCast の設定を以下のようにします。

LadioCast ミキサー設定

入力1:
使用するマイクデバイス

入力2:
Soundflower(2ch)(通常 Mac から出力される音)

入力3:
N/A

出力メイン:
使用するヘッドフォンデバイス

出力AUX1:
N/A

出力AUX2:
N/A

(僕の場合は、Mac に直でマイク付きヘッドフォンを接続してるので、入力1に内蔵入力、出力メインに内蔵出力を選択しています。USB ヘッドセットなどを使用している場合はその機器をそれぞれ選択して下さい。)
これで、入力1,2の「メイン」ボタンがオンになっている時、それぞれが、放送+ヘッドフォンに流れる、という状態になります。

補足事項

あると便利なもの

  • Skype 音声通話ソフト。俗にいう「凸待ち」に使われますね
  • SoundSource メニューバーからサウンドデバイスを切り替えることが可能になる、メニューバー常駐ソフト。いちいちシステム環境設定を開かなくて良くなります。
  • OnAirSongHelper iTunes で流してる曲名とアーティスト名を LadioCast のメタデータに反映するソフト。
  • Play Sound 単体音声再生ソフト。下記 Spark と組み合わせて効果音をならすため。
  • Spark 任意のホットキー(ショートカット)設定ソフト。効果音をホットキーで操作するため。
  • Audio Hijack Pro レコーディング用ソフト。音声をリアルタイムで加工する機能があり、短時間であればレジストしなくてもOK。

LadioCast + Soundflower の高度な音声ミキシングについて

放送をするとなると、より複雑な設定が必要になってくる場合があります。その場合は、以下の記事を参考にしてください。

LadioCast と Soundflower の解説書 - Trial and Spiral     LadioCast は以前紹介した「ねとらじ」を Mac で放送する方法のみならず、音声ミキサー(ルーティング)としても優秀なソフトです。このミキシングについて、ねとらじや他の配信(ex. Ustream.TV、JustinTV.、ニコニコ生放送)を例にして、いくつか挙げて解説し ...          

また、この方法は、ねとらじ以外でも他の配信(ex. Ustream.TV、JustinTV.、ニコニコ生放送)をする場合も例に挙げています。

※ この記事は 旧 Blog からリライトした記事です。
custom_fields

dateCreated
2014-06-04T16:21:08Z
description
LadioCast+ねとらじ
Mac を使用してねとらじ(インターネットラジオ)を配信するノウハウ。ここでは LadioCast を使用した方法を紹介します。

インストールが必須なもの

LadioCast

配布元:かわうそのブログ:MacLadioCast アーカイブ
配信+ミキサー
ダウンロードした DMG ファイルを開いてマウントし、LadioCast.appをアプリケーションフォルダにコピーしてインストールします。もしくは現在はAppStoreでも配布されてるようです。

LadioCast
無料
(2016.09.26時点)
posted with ポチレバ

LAME Audio Encorder

インストーラ配布元:Thalictrum
ソースコード配布元:LAME MP3 Encoder(基本的には不要)
フリーの MP3 エンコーダ
ねとらじでは音声を MP3 に変換して配信するのが基本なので、LadioCast とセットで必要だと考えていただければOKです。ソースコードからインストールするまでの手順を自分で行なうと面倒なので、Thalictrum で配布されているインストーラ形式のものを使用することをオススメします。

Soundflower

配布元:Soundflower - Project Hosting on Google Code
注:付属の Soundflower bed はインストールしなくてもOKです。
実は入力音声だけの放送なら必須ではないですが、BGM や SE(効果音)を使用するために Mac から出力される音声を放送に乗せるなら必要です。 声だけでの放送をしない限り、事実上必須と考えても良いかと思います。

放送設定

上記3点セットがあれば、ねとらじ放送をすることは可能です。 LadioCast と Soundflower での音のミキシングはひとまず置いておいて、LadioCast の設定をします。

Streamer ウインドウ

タブ:接続

Ladiocast Streamer 接続タブ設定












































サーバアドレス:std1.ladio.jp
ポート:80X0(Xには1~9の数値が入ります)
マウント:任意の英数字
ユーザ:source
パスワード:ladio
文字セット:Japanese(Shift_JIS)
番組名:任意の番組名
ジャンル:番組のジャンル、概要
説明:番組の説明
ウェブ URL:掲示板やサイトなどの関連した URL

ここで設定した内容が放送 URL やヘッドラインに載る情報になります。放送URLはhttp://std1.ladio.net:"ポート"/"マウント".m3uになります。

タブ:エンコーディング

一般的な設定では




























フォーマット:MP3
サンプルレート(Hz):自動
ビットレートモード:一定
ビットレート(kb/s):48
クオリティレベル:ビットレートモードが一定の場合は設定する必要なし
チャンネル:モノ

となります。

上記の設定はラジオのような配信をする時のもので、音楽などの配信する時は適切に設定しなおすことをお勧めします。

  • フォーマット:LAME Audio Encorder をインストールしていれば、MP3が使用できます。音質を気にするならば他の選択もありますが、聴取側も再生できる環境が限られてくるので、あまりオススメしません。
  • サンプルレート:44100 だと CD レベルらしいです。 CPU 負荷とも関係してくるので、基本は自動で問題ないはずです。
  • ビットレートモード:ビットレートが高いと音質が良くなりますが、 逆にデータ転送量が多くなってしまうので、固定してしまうことをオススメします。
  • ビットレート(kb/s):声での配信をメインとするならば、32kbps もあれば十分なはずです。 どの程度の音質なのかは、ビット毎秒 - Wikipedia をご参照ください。 なお、数値が高いとデータ転送量が上がるため、バッファが発生しやすくなり、帯域も圧迫します。
  • チャンネル:ステレオ放送は上手くつかわない限り聞きづらくなり、データ転送量が多いので非推奨です。 音声パン技術をアクセントとして使ったり、音楽のみの放送ならばその限りではありません。

タブ:メタデータ

  • 文字セット:Japanese(Shift JIS)
    聴き手の再生ソフトによって文字化けするか、しないかが決まりますが、 一般的に Shift JIS が用いられているようです。
  • 曲情報:任意の文字
    iTunes から自動的に曲情報を取得し、曲情報にセットするアプリケーションを作成しましたので、お気に召すようなら使ってみてください。
    LadioCast(0.7 以降)用自動曲名取得+送信アプリケーション …

LadioCast ウインドウ(ミキサー)

「メイン」ボタンが押されてるものが放送に乗ります。ここでは最も基本的だと思われる、iTunes 等で BGM を流しつつ、マイクで喋る設定のみ紹介します。

まず、BGM について、Mac の音をスピーカー(ヘッドフォン)ではなく、一度 Soundflower に入れる必要があります。
システム環境設定>サウンド>出力Soundflower(2ch) を選択して下さい。

サウンド設定

マイクからの入力音声については LadioCast 側の設定のみでOKです。LadioCast の設定を以下のようにします。

LadioCast ミキサー設定




























入力1:使用するマイクデバイス
入力2:Soundflower(2ch)(通常 Mac から出力される音)
入力3:N/A
出力メイン:使用するヘッドフォンデバイス
出力AUX1:N/A
出力AUX2:N/A

(僕の場合は、Mac に直でマイク付きヘッドフォンを接続してるので、入力1に内蔵入力、出力メインに内蔵出力を選択しています。USB ヘッドセットなどを使用している場合はその機器をそれぞれ選択して下さい。)
これで、入力1,2の「メイン」ボタンがオンになっている時、それぞれが、放送+ヘッドフォンに流れる、という状態になります。

補足事項

あると便利なもの

  • Skype 音声通話ソフト。俗にいう「凸待ち」に使われますね
  • SoundSource メニューバーからサウンドデバイスを切り替えることが可能になる、メニューバー常駐ソフト。いちいちシステム環境設定を開かなくて良くなります。
  • OnAirSongHelper iTunes で流してる曲名とアーティスト名を LadioCast のメタデータに反映するソフト。
  • Play Sound 単体音声再生ソフト。下記 Spark と組み合わせて効果音をならすため。
  • Spark 任意のホットキー(ショートカット)設定ソフト。効果音をホットキーで操作するため。
  • Audio Hijack Pro レコーディング用ソフト。音声をリアルタイムで加工する機能があり、短時間であればレジストしなくてもOK。

LadioCast + Soundflower の高度な音声ミキシングについて

放送をするとなると、より複雑な設定が必要になってくる場合があります。その場合は、以下の記事を参考にしてください。

また、この方法は、ねとらじ以外でも他の配信(ex. Ustream.TV、JustinTV.、ニコニコ生放送)をする場合も例に挙げています。

※ この記事は 旧 Blog からリライトした記事です。

ねとらじや Ustream 配信を工夫する Tips

  1. 1. iTunes のホットキー(ショートカットキー)操作
  2. 2. SE(効果音)の再生(ショートカットキー)
    1. 2.1. 声に効果(エコーなど)をかける方法
    2. 2.2. 簡単にシステムサウンド設定を切り替える方法
  3. 3. iTunes で再生中曲情報をメタデータに流す方法
    1. 3.1. Special Thanks

普通に配信放送をしても楽しいものですが、SE(音響効果)などを使うことでいろんな演出ができるようになります。

iTunes のホットキー(ショートカットキー)操作

曲スキップや音量調節、また、放送配信中は iTunes を表示しておく余裕もあまりないので、現在の曲情報が小さく確認できるのも便利です。

使用アプリ:SizzlingKeysGimmeSomeTune など
(ちなみに僕は、CoverSutra を愛用していました)
(再生/停止 のみなら Mac OS X の機能のみでも可能です)

SizzlingKeys

(SizzlingKeysの例)
インストールしたら、システム環境設定にパネルが一つ増えます。そこで、任意のキーコンビネーションに再生や停止、音量や曲の操作等を組み合わせてやれば、いちいち iTunes をマウスで操作しなくても楽に iTunes を操作してやることが出来ます。

特に Skype を使った放送では、通話中は BGM を切ることが多く再生/停止だけでも割り当てとくと、ぐっと便利になります。(AlmostMute の設定幅がもっと広がってくれれば、 声を乗せる時と曲だけの時ですぐ切り替えれてもっと便利なんですけどね)

SE(効果音)の再生(ショートカットキー)

Windows には「もりあげたろう」というソフトがあるらしく、これを使って素早く SE を鳴らす配信者も多いのですが、Mac でそれと同じことをやってのけてしまおうという試み。

使用アプリ:Play Sound & Spark

Spark

仕組みとしては、Play Sound で開く音声ファイルを Spark で任意のショートカットキーに対して割り当てるという方法。

Sparkで File>NewHotKey>Document




























Shortcut:任意のショートカットキー
(僕は⌘command+⌃control+テンキーなどを使用してます)
Categorie:Document
Neme:任意の名前
Action:Open With…
Open Document…:任意の音声ファイル
With Application:Play Sound

と設定して、Enable ボタンをオンにし、設定したショートカットを押してみてください。

声に効果(エコーなど)をかける方法

何か強調したい時など、ポイントでかけると効果的です。
使用ソフト:Audio Hijack Pro

Audio Hijack Pro

本来 Audio Hijack Pro はシェアウェアですが、録音機能を使わなければ試用版で出来ますので、実質フリーでこの機能が実現できます。 ここでは例としてエコー(リバーブ)の掛け方の設定


























Input タブ
Source Type:Audio Device
Input Device:USB マイク or 内蔵マイク など
Output Device:Soundflower(2ch)
Effects タブ
4FX Effects:Reverb(お好みで色々調整してみて下さい)

で、Hijackボタンを押します。
(注意:Hijack 中は LadioCast のマイクの AUX を Off にしてください。)

LadioCast のマイクに割り当てている AUX を Audio Hijack Pro で代用すれば、BYPASS ボタンの ON/OFF で瞬時にエコーの切り替えを実現することが可能です。
(BYPASS を ON にすると Effect がかかりません)

簡単にシステムサウンド設定を切り替える方法

放送をする方は入れといて損はないと思います。
使用ソフト:SoundSource

SoundSource

メニューバーに表示されるヘッドホンアイコンから サウンドの入出力デバイスを切り替えられるようになります。 放送配信のたびにいちいちシステム環境設定を呼び出す手間が省けます。

iTunes で再生中曲情報をメタデータに流す方法

手前味噌ですが、無かったので作成しました。

LadioCast(0.7 以降)用自動曲名取得+送信アプリケーション …

指定した秒毎に iTunes から曲情報を取得し、LadioCast のメタデータを更新します。対応のプレイヤーで聞いているリスナーに対して現在の曲情報を知らせることができます。自由に設定できるテキストボックスもあるので、応用して SkypeID や任意のコメントを乗せたりもできます。

Special Thanks

Macの手書き説明書の Veadar さん

※ この記事は 旧 Blog からリライトした記事です。