タグ "装備" が付けられた記事

失敗を糧に作ったキーケース兼iPhoneケースが調子良い

  1. 1. 設計
    1. 1.1. これまでの失敗策と気になる点を糧に
  2. 2. 制作
    1. 2.1. 下準備と切り出し
    2. 2.2. 縫い穴開け
    3. 2.3. 縫いとiPhoneケース付け、そして仕上げ
  3. 3. 完成品と所感

ちょっと前まで失敗続きだったレザークラフトだけど、会社から仕事用携帯としてiPhoneを支給されたのを機にキーケースとカードケース機能も追加したケースを作ってみたら思いのほか使い勝手が良く大満足。

まずはこれが完成品。
キーケース完成品

設計

これまでの失敗策と気になる点を糧に

まずよくあるキーケースの作りの使い勝手の悪さ。ボタンで開けて、数本あるキーの中から該当のものを選ぶ、鍵をかけて(もしくは開けて)、またしまってボタンをとめる。と、鍵を開け閉めするには工程が多すぎてストレス。ジャラジャラするのもイヤ。そして失敗策の反省は無駄に大きかったのと、ギチギチに作りすぎたこと。

  • 素材
    • たまたま見かけたコーティング加工された革が安かった
      • いつものように塗りやらしなくて良いので楽でしかも丈夫
  • 機能
    • 鍵は回転式で取り出す
      • 失敗してた財布やらに搭載されてた機能をさらにブラッシュアップ
    • 交通ICカードも楽に使えるようにカード入れも搭載
      • 余ったスペースはなにかカード的なものを挟めるよう
    • iPhoneケースは迷ったあげく、100均のものを接着
      • 要は固定できてりゃ良いわけで
    • もちろんDカンつけてウォレットチェーン的なものに付けられるように

制作

下準備と切り出し

いつもながら設計には頭を悩ませた。日常的に使う鍵は3本あるので、それをどう搭載するか。ポケット等に入れたときに他の物に当たらないようにカバー部分を作りつつ取り出しやすくしなきゃいけない。同時にカメラの場所も確保しなきゃいけないわ、閉じた時に閉じたままにしたい。が、ボタンにすると面倒。基本的に片手運用しやすいように。

そうしてできた型がコレ。

キーケース 型

型どおりに切り出したら一番表面に来る部分は溝を掘る。前回適当に作った試作でわかったけど、やっぱり溝があるとないとで糸の収まり具合に差が出るし、なによりメリハリがつく。

キーケース 切り出し

縫い穴開け

今回は秘密兵器で、ハンドプレス的な機械を導入した。これだとハンマーを使わないので、音が出ない。集合住宅でもへっちゃらマシン。もちろん先端も変えられるから、ポンチも抜けるしボタンも付けれる。新兵器の使い勝手を味わいながらバシバシ穴を開けていく。

キーケース 穴あけ

縫いとiPhoneケース付け、そして仕上げ

新兵器で穴を空けて終わったら縫い。今回の重ね合わせはそんな複雑ではなかった。強いていえばキーホルダー部分の回転させる為のところがちょっと悩んだくらい。あとはバシバシ縫っていく。やっぱり縫っていく工程が一番好き。できあがりがわかってくるし。糸がキュっと収まっていくのが気持ち良い。

キーケース 縫い

縫い終わったら内側に100均で買ったiPhoneケースを接着。ここは深く考えずに革対応のボンドでペタリ。クリップとクランクで乾くまで固定。このiPhoneケースだけで使うと思うとアレだけど、パーツとして使うのであればかなり良い感じ。

キーケース iPhoneケース接着

接着が終わったら角や余分な部分を落として、仕上げのヤスリがけとコバ磨き。今回はテストも兼ねて以前自作した小さいコバ磨き棒を電動ドライバに装着して電動コバ磨き。思ってたより重くて疲れたのでやっぱりいつかリューターが欲しいところ。

キーケース 仕上げ

完成品と所感

完成品の写真をいろんな角度から各機能がわかるように。
キーケース完成品
キーケース 内側
キーケース 外側

  • 成功
    • 鍵はかなり取り回ししやすい機構を実現できた
      • 片手で目視せず手の感覚だけで該当の鍵が出せる
      • ジャラジャラしない
    • iPhoneもしっかり収まってる
    • Dカンも良い感じについてワイヤーリールと相性が良い
    • 閉じたとき、マグネットでちゃんと閉まる
    • カードケース部分もしっかりカードも入ってICも反応する
  • 失敗
    • すこし寸法に余裕を持たせすぎたのかやや大きめ
    • 真ん中が逆側に開きにくくやや電話しにくい

と、今回に関していえば失敗よりもiPhoneも鍵も交通ICカードもひとまとめにできた上に取り回ししやすいものに仕上がったので失敗はゼロではないものの、久々に自分の満足行く仕上がりとなった。

いつもどおり実験的な工程をやってみたり、今回で言えば静音型新兵器を導入して手応えがあったのと、いつも使わないコーティング済みの革を使ってみたことが大きかったし、結果的に成功したのが良かった。染色やカービングの楽しさとは別に革の種類にも興味が湧いてまた一段と沼が深くなってしまった。

ちなみに僕の静音新兵器の構成はコレ。

ジェストにリバティ、そして下敷きへ

  1. 1. ジェットストリームアタック
    1. 1.1. ボールペンについて
    2. 1.2. 邂逅
    3. 1.3. ジェットストリームの欠点
  2. 2. 自由を求めて
    1. 2.1. Pen of liberty
    2. 2.2. 合体
    3. 2.3. 使い勝手
  3. 3. さらに追い求める
    1. 3.1. そして下敷へ
    2. 3.2. 手が喜ぶ書き心地

ジェットストリームの書き味が心地良いのは周知の事実だけど、さらに軸を良いものに変えて、下敷にも気を使うと最高になるよ、って話

ジェットストリームアタック

ボールペンについて

僕のボールペン好きはけっこう早く、大学生にもなると筆箱は持たずに鞄に筆記用具はボールペン一本だけ、とかだった。それはそうと社会に出るとシャーペンとボールペンの地位が逆転するよね。学生はテストやノートで消せることが大事だけど、社会に出ると消えないことのほうが重要になってくるわけで。

邂逅

そんなこんなで、良いボールペンはないかな、とずっと思ってたうちにジェットストリームに出会う。実はその前にサラサの書き味とインクドバドバが気に入ったんだけど、どうにも速乾性に欠けてたり。その点、ジェットストリームは書き味を含め攻守のバランスが素晴しい

ジェットストリームの欠点

そんな攻守揃ったバランス派のヤツにも唯一にして致命的な欠点がある。それは軸。軸がダサい。作ってる方々には申し訳ないが、軸がダサい。使いづらい。高級ラインナップのプライムも、あのチープな宝石みたいなのはなんなんだ。あえてダサくする必要はあるのか。と、問いたいぐらいダサい。が、一色のやつに関しては割と書き易いほうだと思う。が、なんであんな宝石つけたんだ。いらんだろ、それ。

自由を求めて

Pen of liberty

ジェストの軸を変えたいと思うのは僕だけじゃないらしく、ネットを探せば互換性のある軸の話や改造して入れる話もいろいろ出てくる。実はジェットストリームの芯(リフィル)は多色用と単色用や、ボール径によって太さが変わる。僕の愛用は0.7mm。0.7mmの単色用リフィルが入るものの中で絞り、実際に持ってみたり、総合的に見た結果、OHTOのリバティに白羽の矢を立てた。

リバティの凄いところは見た目も高級感あるわりにびっくりするほど安価、しかも持った時の重心のバランスも良い。グリップ部分はラバーでつるつる滑らない。コスパが良いバランス型。

合体

liberty parts

他社リフィルが適合する場合、大きく二種類ある。無改造でそのまま入るもの、何かしらの手を入れないと適合しないもの。リバティの場合は後者で、少しばかり手を加えないと使えない。実はジェットストリームのリフィルはリバティにセットするには少し短い。その分を足してやらないと使えないわけだけど、いくつか方法があって、僕が採用した手順は

  1. リフィルじゃなくて、単色のジェットストリームのペンを買ってくる
  2. 分解して、芯とペン先を押さえるバネを取り出す
  3. バネをリバティの後部に入れちゃう
  4. リフィルをセットして、完了

という純正のバネをリサイクルする方法。実は他の方法として、リフィルより少し太いビニールチューブをリフィルにセットしてゲタにする方法も試したところ、たまにインクが出にくくなってしまう問題が置きた。それに、リフィルの交換の度にリフィルに対して改造するより、軸に対しての改造のほうが手間が少ないのもバネ仕込みの利点。

使い勝手

書き味については素晴らしいの一言。もともと書き味の良いジェットストリームが、リバティのバランスとグリップを得て、さらに増幅された感じ。しかもバネ仕込みのうれしい誤算として筆圧強めで書くとき若干ペン先が軸側に押し込まれる。これが程良く力を吸収してくれて柔らかさを生んでさらに心地良い。唯一気になる点としては、もともとジェットストリームの利点のノック式じゃなくなること、さらに言うとリバティのキャップがちょっと固いこと。無理矢理良さに変えるなら、キャップ式のほうが高級感があって良いよね、キャップを後部に付けて重心のバランス変えられるよね、胸ポケに入れてても安心だしカッコイイよね、ということかな。

さらに追い求める

そして下敷へ

ソフト下敷

書くほうは満足行くようになったら、受けるほう、つまり下敷。ここで使ってみたのはソフト下敷。人に寄っては紙が少しボコっとなってしまうのを嫌う人もいるかもしれないけど、書き心地を追求するなら是非使ってほしいのがソフト下敷。字が上手くなった気がするぐらい書き心地が変わる。そもそも人の手は感覚が鋭く、固いものの上で書きものをする場合、硬さと反発を感じる。それがソフト下敷だと筆圧を心地良く吸収してくれる

手が喜ぶ書き心地

ジェストにリバティでソフト下敷、本当にやってみてほしい。一言で表すなら「手が喜ぶ」感覚。是非味わってみてほしい。字を書くってこんなに気持ち良かったっけ、って思うから。余談だけど、リバティにはフリクションも入るよ。

穴が小さくてケーブルが刺さらなきゃケースを削ればいいじゃない

  1. 1. Lightningケーブル穴小さい問題
    1. 1.1. 純正ケーブルの端子周りは小さい
    2. 1.2. 保護ケースの穴小さい問題
  2. 2. 僕の場合
    1. 2.1. 保護ケース
    2. 2.2. 使ってるケーブル
  3. 3. 穴拡張工事
    1. 3.1. ダイヤモンド☆ヤスリ
    2. 3.2. どうだ入ったぜ
  4. 4. やってできないことはそんなにない

★☆☆☆☆
ケースのケーブル接続の為の穴が小さくて、ケースに入れたままだと充電もできないので、星一つです。

そんなことを書く前にケースを削って穴を拡張する作戦

Lightningケーブル穴小さい問題

純正ケーブルの端子周りは小さい

端子部分比較

Apple純正のLightningケーブルは色んな意味で繊細にできてて、端子を覆ってる樹脂部分の厚みがかなり薄く出来てる。これが純正じゃないものは、純正に比べて厚みがあるようなものが多い。僕はMicroUSBから変換アダプタを使ってるけど、それも機構上、厚くなっちゃう。

保護ケースの穴小さい問題

特に防水性能があったりするもなんかはけっこう端子接続用の穴がギチギチに作ってあるものが多い。もちろん純正ケーブルは刺さる。けど、逆に言うと純正以外刺さらなかったり。でも純正だけしか使えないっていうのは使い勝手が悪いし、ご存じの通り純正ケーブルはガッチリ作られたものより断線しやすい傾向にあったりする。これは使い勝手悪い。だから冒頭のような寂しいレビューがついてたりするんだよね。

僕の場合

保護ケース

Ghostek2.0 という耐衝撃で防水、しかも薄くてアルミ製のなかなかカッコ良ろしいケースを先日手に入れたんだけど、まぁ防水だから色々ギッチリつくってあって、上記のように純正ケーブル以外刺さらない問題が発生。さてどうしたもんかね。

使ってるケーブル

純正もあるにはあるけど、普段はMicroUSBとの二股ケーブルだったり、MicroUSBの頭に刺してLightningにするアダプタだったり。Bluetoothヘッドフォンとかポータブルバッテリーとか、MicroUSB製品が多いなか、わざわざLightningケーブルも持つって面倒じゃん。じゃあ二股とか、アダプタだけでケーブルは一本にしちゃいたいじゃん

穴拡張工事

ダイヤモンド☆ヤスリ

ダイヤモンドヤスリで削る

対するケースはアルミ製なのでやや手強い。と思いつつも、ダイヤモンドヤスリをAmazonさんでポチって、届いて、ゴリゴリ。15分ぐらいゴリゴリ。

削ってケースに装着

そしてこんなもんかな、という感じでケース装着。細かく見ると削り跡が荒いけどまあいい。気になるんならキレイに仕上げをやるけど、どうせケーブル刺したりキャップしたりで見ないので今回はやらない。

どうだ入ったぜ

厚みのあるケーブルでもケースしたまま刺せるように

少し不恰好ながらもアダプタ付けて入るまで穴が大きくなった。穴をカバーするゴムキャップも問題なく使えるし、これはかなり良い具合。ただ注意したいのが長時間水にドボンした場合、もしかしたら浸水する可能性があること。僕はそんな使い方は想定してないから良いけど、マネする人は言うまでもなく自己責任で。

やってできないことはそんなにない

だから寂しいレビューに怒りをぶつける前に、自分でなんとかしよう精神や、あるものをどうにかして使おう精神を、もっと持ってほしいと思う今日この頃。

ストレスフリーの下着術 -ふんどし回帰録-

  1. 1. いいよ、ふんどし
    1. 1.1. 良いところ
    2. 1.2. 悪いところ
  2. 2. トラディショナルパンツ

2月14日はふんどしの日だそうだ。2(ふぅん)1(どぉ)4(し)みたいな。まぁそれはさておき、かくいう僕もふんどしユーザー。なにを隠そう、ふんどシストだ。隠すのはキンなんだけど。

とにかく明るいあの人が2015年ベストフンドシストらしいけど、あの人はふんどしじゃないじゃないか。という話はさておき。

いいよ、ふんどし

良いところ

開放感。着心地は慣れるまで履いてないんじゃないかと錯覚するぐらい。自分で自分に、安心してください、履いてますよ。と言い聞かせたくなるレベル。

つまり、ムレない感じ。特にお尻側のキュっとしつつも風とおしの良い感覚はそれまでボクサー派だった僕からすると驚きの一言。

あと、俺、この下はふんどし履いてんだぜ、という自己満足的な優越感。どうだ、日本人だろー、という感じ。

で、言われてるのがゴムで締めつけないから血行が良くなるとか。それで冷えとか体にかかるストレスを低減するとかなんとか。一応それ目当てでフンドシトライだったんだけど、その効果は今のところ目を見張るほどでもない(個人の感想です)でも開放感は文句なしにイイ。

悪いところ

パンツのように、小の時、脇からポロン。は可能。だけど戻すのがちょっと面倒。戻して、包んで、ちょっと整えて。この整えて、がちょっと面倒。

あとね、パンイチならぬフンイチで寝てると朝ポロリしてたりする。朝なのでヤツが無意味に元気になるじゃないですか、そうするとスキマができるじゃないですか、そしてポロリ。

越中ふんどしの場合、前垂れもあるから生地量的な問題で少しゴワつくかもしれない。タイトで薄いズボンを履く場合、少し気になるかもしれない。

トラディショナルパンツ

おしゃれにトラディショナルパンツ、とも言うらしい。聞いたことないけど。探してみると、けっこう色々あって、なかでも僕は「しゃれふん」のリネン地のやつが柔らかくもしっかりしてて好き。綿100だとちょっと固い感じ。

男だけじゃなくてレディースもあるし、色柄も豊富。体育などで着替えの機会も多い学生はともかく、社会人になると基本的に下着なんて見られないんだからいっそのこと冒険しよう。それにまずは寝る時だけからどうでしょう、というスタンスみたいだし、けっこう試してみる価値ありますよ。昨日とは違った明日へ

で、僕はというと基本的にふんどしです。スポーツする時とスーツ着用の日以外はふんどしです。我が国のトラディショナルに回帰してみてもいいんじゃないでしょうか。バレンタインのプレゼントにもどうぞ。

と、そんなことを書いてたらまさに今、出張中のウチの妻さんからふんどしの日ということでバレンタインデーの贈り物としてふんどし届きました。

しゃれふん届いた

MountainSmithのビジネスリュック、めっちゃ良いよ

  1. 1. ずっと使いやすい鞄を探してた
    1. 1.1. マウンテンスミス?
    2. 1.2. なんとビジネスバッグもあるのか
  2. 2. 使い勝手レビュー
    1. 2.1. 3wayは正義
    2. 2.2. 実は3.5way
    3. 2.3. 素材と収納
    4. 2.4. デザイン
  3. 3. 買ってよかった
  4. 4. ずっと使いやすい鞄を探してた
    1. 4.1. マウンテンスミス?
    2. 4.2. なんとビジネスバッグもあるのか
  5. 5. 使い勝手レビュー
    1. 5.1. 3wayは正義
    2. 5.2. 実は3.5way
    3. 5.3. 素材と収納
    4. 5.4. デザイン
  6. 6. 買ってよかった

最近買って良かったシリーズ!
今日はマウンテンスミスのビジネスリュック、「ダブルアプローチブリーフ」について語ろうと思う。なんか今までビジネスバッグって使い勝手悪くて嫌いだったけど、これはマジで良いよ。

ずっと使いやすい鞄を探してた

マウンテンスミス?

そう、Mountain Smith。アウトドアの鞄メーカーで僕はけっこう昔からちょこちょこ愛用してる。特にヒップバッグが有名で、代表モデルの「Day」かなりの大容量を誇るヒップバッグ。僕も旅ではサブバッグとして愛用してた。ヒップバッグなのにMacBookAirが入るからね。

なんとビジネスバッグもあるのか

ダブルアプローチブリーフ

去年、再就職して普段はスーツじゃないものの、たまの打ち合わせなどでスーツを着る機会もそれなりにある。かといって新卒一年目じゃないので、杓子定規なビジネスバッグじゃなくていい。それでなんかいいのないかなーって思ってたら出会っちゃったよ。

僕はさぁ、極端に手荷物が嫌いなんだよね。でもいわゆるビジネスバッグってやつななんか手で持つこと前提の作り。肩紐がかけられればまだマシ、みたいなノリできやがる。あれはいただけねえ。

使い勝手レビュー

3wayは正義

ジッパーが二方向についてるから、縦にも横にも開けられる。どっちが縦だか横だかわかんないけど。つまり、リュックとして背負う形だと縦長利用になるし、ビジネス的に手持ち、もしくは肩掛けだと横長利用になる感じ。どっちでも問題ない。僕の場合、自転車通勤時や基本の移動時はリュック、客先では手持ち、そんな感じで使いわけてるけど良い感じだよ。

実は3.5way

ななめがけ

リュックとして使う時の肩紐。これはよくあるカチっとはまったり、外したりできる機構になってるので、これを真っ直ぐじゃなくて斜めにする。するとどうだ、ワンショルダー的に使える。しかも前にぐるりと背負ったまま回してみると横になるので、横持ちのジッパーにアクセスしてそのまま物が取り出せる。この使い方は少し窮屈だけど、実用十分。

もう一つの方法として前で交差するように使うこともできるよ。

素材と収納

中にはポケットがついてて、小型のラップトップなら問題ないし、A4書類も余裕もって入る。そのわりにデカ過ぎない。それに内側にはボトル用のポケットもある。ああ、ここに折り畳み傘を入れてもいいね。外側のポケットは細かくわかれてて、ここもまた使い易い。細かいとこだけど、ジッパーの金具が大きいのが使いやすくて凄く気に入ってる

コーデュラナイロンとターポリン素材の為、水にも強い。雨でもかなり耐えれる。さすがはアウトドアメーカー。

デザイン

デザインに関しては、好みがわかれそう。なんていうか、気取ったオシャレリーマンには合わないかもしれない。少しタフでラフな感じがするので、新卒1年目とかも合わないかも。余談だけど、そんなしょーもない風習なんて早く滅びろ。

大きさは本当、丁度いい。小さすぎて困ることはないし、大きすぎて持て余すこともない。重すぎることもない。

買ってよかった

いやーホントいいよ。好みさえ合えば。しかも値段もわりとお手頃。ガッチガチのビジネスバッグって感じでもないから服によっては普段遣いもいける。というか行ってる。最近、僕、仕事もプライベートもこの鞄ばっかり。いやー買ってよかった。

ほかにも同じようなタイプでトートとかもあるみたい。いやはやマウンテンスミスのビジネスライン、あなどれないな。

      [マウンテンスミス] Mountainsmith ダブルアプローチブリーフ 40414 10 (ブラック)  posted with  カエレバ     MOUNTAINSMITH(マウンテンスミス)     Amazonで探す    楽天市場で探す        </string>
<key>custom_fields</key>
<array/>
<key>dateCreated</key>
<date>2016-02-09T23:34:50Z</date>
<key>description</key>
<string>**最近買って良かったシリーズ!**  

今日はマウンテンスミスのビジネスリュック、「ダブルアプローチブリーフ」について語ろうと思う。なんか今までビジネスバッグって使い勝手悪くて嫌いだったけど、これはマジで良いよ。

ずっと使いやすい鞄を探してた

マウンテンスミス?

そう、Mountain Smith。アウトドアの鞄メーカーで僕はけっこう昔からちょこちょこ愛用してる。特にヒップバッグが有名で、代表モデルの「Day」かなりの大容量を誇るヒップバッグ。僕も旅ではサブバッグとして愛用してた。ヒップバッグなのにMacBookAirが入るからね。

なんとビジネスバッグもあるのか

ダブルアプローチブリーフ

去年、再就職して普段はスーツじゃないものの、たまの打ち合わせなどでスーツを着る機会もそれなりにある。かといって新卒一年目じゃないので、杓子定規なビジネスバッグじゃなくていい。それでなんかいいのないかなーって思ってたら出会っちゃったよ。

僕はさぁ、極端に手荷物が嫌いなんだよね。でもいわゆるビジネスバッグってやつななんか手で持つこと前提の作り。肩紐がかけられればまだマシ、みたいなノリできやがる。あれはいただけねえ。

使い勝手レビュー

3wayは正義

ジッパーが二方向についてるから、縦にも横にも開けられる。どっちが縦だか横だかわかんないけど。つまり、リュックとして背負う形だと縦長利用になるし、ビジネス的に手持ち、もしくは肩掛けだと横長利用になる感じ。どっちでも問題ない。僕の場合、自転車通勤時や基本の移動時はリュック、客先では手持ち、そんな感じで使いわけてるけど良い感じだよ。

実は3.5way

ななめがけ

リュックとして使う時の肩紐。これはよくあるカチっとはまったり、外したりできる機構になってるので、これを真っ直ぐじゃなくて斜めにする。するとどうだ、ワンショルダー的に使える。しかも前にぐるりと背負ったまま回してみると横になるので、横持ちのジッパーにアクセスしてそのまま物が取り出せる。この使い方は少し窮屈だけど、実用十分。

もう一つの方法として前で交差するように使うこともできるよ。

素材と収納

中にはポケットがついてて、小型のラップトップなら問題ないし、A4書類も余裕もって入る。そのわりにデカ過ぎない。それに内側にはボトル用のポケットもある。ああ、ここに折り畳み傘を入れてもいいね。外側のポケットは細かくわかれてて、ここもまた使い易い。細かいとこだけど、ジッパーの金具が大きいのが使いやすくて凄く気に入ってる

コーデュラナイロンとターポリン素材の為、水にも強い。雨でもかなり耐えれる。さすがはアウトドアメーカー。

デザイン

デザインに関しては、好みがわかれそう。なんていうか、気取ったオシャレリーマンには合わないかもしれない。少しタフでラフな感じがするので、新卒1年目とかも合わないかも。余談だけど、そんなしょーもない風習なんて早く滅びろ。

大きさは本当、丁度いい。小さすぎて困ることはないし、大きすぎて持て余すこともない。重すぎることもない。

買ってよかった

いやーホントいいよ。好みさえ合えば。しかも値段もわりとお手頃。ガッチガチのビジネスバッグって感じでもないから服によっては普段遣いもいける。というか行ってる。最近、僕、仕事もプライベートもこの鞄ばっかり。いやー買ってよかった。

ほかにも同じようなタイプでトートとかもあるみたい。いやはやマウンテンスミスのビジネスライン、あなどれないな。

俺の腰道具。Avirexのウエストバッグ avx342

  1. 1. 忘れ物が多い僕の最小装備
    1. 1.1. 僕は忘れ物が多い
    2. 1.2. 鞄と言うには小さいが、ポーチと言うには大きい
  2. 2. 最小に装備を決めることの大切さ
    1. 2.1. いつでもどこへでも
    2. 2.2. 使い勝手も上々
    3. 2.3. 時に合体も
    4. 2.4. セカンドバック的運用

最近買って良かったシリーズ!

Avirex ウエストバッグ

Avirexのウエストバッグ。よくシザーケースとかとかチョークバッグとか小物入れ的にみなさん持ってらっしゃるじゃないですか。僕もむかーしそういうの使ってたんだけどね。今回は考えに考え抜いてAvirexのウエストバッグを導入したお話。

忘れ物が多い僕の最小装備

僕は忘れ物が多い

あ、あれ忘れた、これ忘れた。よくやります。そもそもなんでかっていうと、その時々によって鞄が変わるから。鞄から鞄へ移し忘れるのが原因だって気付きました。そうとなれば、対策は2つに1つ。鞄を変えないか、鞄を変えても最小セットを作るか。というわけで今回至ったのは後者。事実、このバッグを導入してからは致命的な忘れものは皆無になった。

鞄と言うには小さいが、ポーチと言うには大きい

悪く言えば、中途半端。良く言えば丁度良い。そんなサイズ。僕が入れてるものは

  • iPhone 6s Plus
  • キーケース兼定期入れ
  • 財布
  • 測量野帳とペン
  • モバイルバッテリー
  • Lightning-MicroUSB変換アダプタとケーブル
  • ミンティア、のど飴
  • すごい小さいハサミ、印鑑
  • ハンカチ、ティッシュ

幾度か調整してこれらが今の最小装備。夏場はこれに汗拭きボディシートが加わる感じ。これだけ入れてちょっと余裕がある程度。「あーアレ忘れた!」「うわー、アレ持ってくれば良かった」的なものを詰めこんだ感じ。ちなみに印鑑はほとんど出番がないけど、入れても入れなくてもほとんど変わらないので入れてる感じ。

ミンティアはさ、なんか出先でちょっとお口のエチケットが気になり出した時とか。のど飴は、外出したものの、アレ、なんか今日喉が変な感じだなーって時、あるでしょ?でもちょっと気になるだけなのにのど飴買うのはなーって時、一つ二つもってると意外に重宝するんだぜ。

最小に装備を決めることの大切さ

いつでもどこへでも

仕事でもプライベートでもこれを持っていく。手ぶらで出掛ける時も財布とか入ってるのでこれだけ身につける。仕事でウエストポーチがそぐわない場合は外してバッグごと鞄へ入れちゃう。いわゆるバッグインバッグ状態。定位置とセットが決まってるって本当重要ね。あれがない、これがない、ストレスが減りました。

使い勝手も上々

僕の持ちものって旅カスタムをそのままなので、基本紐がついてる。iPhoneもワイヤーリールついてるし、財布も定期もウォレットチェーン。だから落とさない、なくならない。で、こいつは良くも悪くも大きいポケットにジッパーがついてる他は、4つのポケットが外側についてて、この内の一つだけがボタン付き。これでは少々、頼りない。でも僕のものは全部紐つきなので心配ない。

しかもこのポケット、iPhone 6s Plusや野帳には丁度良い大きさで、この二つがいつでもスっと取り出せるといろいろ捗る。

時に合体も

そしてここで登場するは僕の愛用のBoblebee SAM(どうやら今はPoint65 CAMらしい、いつのまにかライセンス変わっててびっくり)の登場だ。こいつは付け心地最高で、頑丈ながらもやや容量が少ない。そこで、合体させちゃう。というか、モノを選ぶとき、実際に見て、つけれるのか試したほどこだわった点。

具体的には、ウエストベルトの付け根部分のところが外れるので、そこを利用してAvirexのほうのベルトループに通す。ちなみにこのAvirexのベルトループの機構はわりと気に行ってて、3本のループのうち2本がボタン式。これは実に付け外しがしやすい。よくあるベルトループはボタンじゃないのものが多く、ベルトに通す時にいちいちベルト全体を通さなきゃないけない。ボタン式なら後付けが楽。この点は意外に大きいぞ。ただボタンだけだと頼りないな、と思う時はベルトにも通してやれば良い。

Avirex と SAM を合体

そうすると、ホラどうだ、SAMがさらにゴツくなって、収納面でも余裕が出る。また一つ、「アキさん、そんな装備でどこいくの?」という装備の誕生である。いつでもどこにでもいけるように用意しておくもんでしょう。

セカンドバック的運用

ウエストポーチつかったことないひとは馴染ないかも。僕はスーツにも使っちゃってるけど、ワンセットあるのはほんと便利だよ。そして気づいた。年配の方々などが使われるセカンドバッグ。あれって外出する時の最小限荷物セットなんだろうな、って。だからいつでもどこに行くにもプラプラ持っていく、と。

で、それが僕の場合は腰に回してカチっと締めていく。いや、本当、最小装備セット作ったらマジで忘れものなくなりました。買って良かったわー。あ、因みにウエストじゃなくてタスキ掛けにすればワンショルダー的にも使えるよ。僕は黒だけど、カジュアルならカーキやベージュでも良いし、材質もキャンバス地で使いこむほどしっくりくる感じでとても良い。オススメ。

わりと機能的でわりと薄い財布を試作した

  1. 1. 設計
    1. 1.1. 「薄い財布」を踏襲
  2. 2. 制作
    1. 2.1. 下準備と切り出し
    2. 2.2. 型付けと染色
    3. 2.3. 縫う前の準備
    4. 2.4. 縫いと仕上げ
  3. 3. 完成品と所感

けっこう前から目論むんでたレザークラフトによる自作の財布作り。まぁきっかけは巷で話題っぽい「薄い財布」の値段が高いのと、不満な部分があるので、自分で作っちゃえって話。 

まずはこれが完成品。
財布 完成品

設計

「薄い財布」を踏襲

手に取ったことはないけど「薄い財布」の薄さは魅力的。かといって小銭入れがあれじゃ絶対足りない気がする。今回は自分用に作るつもりで、かといって複雑なので、叩き台的試作。実用レベルになればもうけもん。

  • 素材
    • 薄さ重視なので今回も1.0mm厚
    • 色は薄茶
      • レザーコートを塗りカービングダイを塗った時どういう色になるかテストを兼ねる
  • 機能
    • 内側は薄い財布のアイデアをそのまま頂いちゃいました
      • 札おさえの形、そこを切り欠きにするのもそのまま
      • 札の収納方法もカード収納もそのまま6枚程度
    • 内と外の間に回転式鍵収納
      • 「小さい小銭入れ」のシステムを頂きました
      • その分のスペースに磁石入れて閉じ易くする機構
    • 外側に大きく開口する小銭入れ
      • 小銭入れと本体との間にもカードが入るポケット
        • 電子マネーカードなど財布を広げる必要がないように

制作

下準備と切り出し

まず設計にかなり頭を悩ませた。最近失敗してるサイズ感。小さく作ってしまう傾向にあったので革の厚みの余裕などしっかりとる。そして可能な限り薄く、小さくを意識しつつも高機能を目指したので無駄なスペースを取らないような工夫。小銭入れの機構についてはもともと使ってた財布をかなり研究した。

そうしてできあがった型を切り出す。今回は床面の処理は黒で行なった。
財布 切り出し

型付けと染色

今回もまた縫う箇所の溝を引く。なくてもいいけど、あったほうがピッシリ決まるしなにより今回は複雑な構造の為に縫う場所を混乱しないようにもなる。そうしてできたパーツを湿らせて型をつけてか乾かす。

財布 型付け

それができたら染色。カービング系の装飾は施さないのでけっこう楽。レザーコート塗って乾いたらカービングダイ、そして色止めとしてまたレザーコート。色は良い感じだけどムラができてしまったのはカービングダイの分量と完全に乾く前にレザーコートを塗ったからだろうか。このへんの加減はもっと上手くなりたい。

財布 染色

縫う前の準備

パーツができたら今度は組み合わせていく。まずは剛性保持の為にKindleケースで上手く行ったプラ板仕込み。同時に僕はウォレットチェーンを付けたりもするのでカラビナもセットする。

財布 プラ板

内側にスエードを貼って後は、パーツを仮止めして、マグネットを仕込む。同時に鍵を仕込む為の穴も空けておく。写真はないけど小銭入れの部分のマグネットも用意しておく。

財布 マグネット仕込み

縫いと仕上げ

パーツの重ね合わせがわかったら、菱目打ちで穴を空けていく。実はこの工程にかなり混乱した。仕込む物が多かったり、複雑な設計だったので貫通させるとことさせない所、縫う順番を考えるのに苦労した。

財布 穴空け

貫通してないところを縫って、また穴を空けて縫ってを交互にやっていく。普通だと穴空けを全部やって、縫いをやって、となるところが設計上交互にやらざるを得ないのは実は初体験だ。

財布 穴空け2

最後に小銭入れの部分を縫う。自分で思ってたよりピッシリ決まって良い感じ。

財布 縫い

全部縫い終わったら、コバの仕上げ。今回は薄い為に耐久性と接着が心配なのでコバスーパーで固める。角の部分も落としてヤスリで丸くして。

財布 コバ仕上げ

最後にワックスコートを塗って、磨いて完成

完成品と所感

完成品の写真をいろんな角度から各機能がわかるように。
財布 小銭入れ
財布 札入れ
財布 鍵収納

  • 成功
    • なかなかの薄さと小ささが実現できた
    • 札入れとカード入れの部分は良い感じに仕上がった。
      • さすが本職のアイデア
    • 小銭入れの感じもなかなか上手く仕上がった
    • マグネットの感じも良好で小気味良く開閉できる
  • 失敗
    • 一番大きな失敗は作った後に磁気カードにマグネット使用はマズいことに気付いた
      • 実用不可が決定的
    • 札が滑らず出し入れしにくい
      • スエード貼りと内側にレザーコートは余計だった
    • 小銭が出てきてしまう
      - 内部的に隙間が大きめらしくちょろちょろ漏れる
    • 鍵を出すのが出しにくすぎる
      • 出せないことはないが指が入らないので苦労する

とまぁ、こんな感じで完全に失敗作になってしまった。試作だから良いけども。ただし設計の方向性は間違ってなかった。小銭入れを外に大きく出したにもかかわらず薄くなったのはかなり好感触。

やはり機能的なこだわりのあるものを作るのは失敗覚悟で試作して、使ってみて問題点を洗い出さないとだめだと思った。磁気が狂わないかビクビクしながらも今は日常的に使っていて日々改良案を模索してる。作るのも大変だったけど、設計に頭を悩ませて、作っていく工程でまた悩んでととにかく考えるのに疲れた叩き台になった。次こそは「僕の欲しい最強の財布」を作りたい。

測量野帳の革製カバーを作った

  1. 1. 設計
    1. 1.1. メインはカバーであること
  2. 2. 制作
    1. 2.1. 下準備と切り出し
    2. 2.2. 溝引きと染色
    3. 2.3. 縫う前の準備
    4. 2.4. 縫いと仕上げ
  3. 3. 完成品と所感

レザークラフトを再開したのでリハビリがてらいつも使ってるコクヨの測量野帳用のカバーを作ってみることにした。
ちなみに完成品はこちら。
野帳カバー完成品

設計

メインはカバーであること

いつもならいろいろと機能を足したいところ、今回はただのカバーで行くことにした。野帳の薄さのメリットを生かす方向で。

  • 素材
    • よく1.5mm厚の革を使うけど、今回は1.0mm厚
    • 色はなんとなく赤で行く。染料が余ってるし
  • 機能
    • 開けて左に紙挟み
    • 右にはカードポケット
    • 紐のしおりを付けようと思ったけどごちゃっとするのでやめた
  • チャレンジ
    • できるだけピッタリサイズで
    • カービングはせずに型押しな感じでどこまでキレイに行くか

制作

下準備と切り出し

寸法を測って、ドローした図面を作って出力は変わらず。前回、Kindleケースで失敗したので今回は縫い目を表す線も入れた。今までは切り出す前に床面を処理してたけど今回は切ってからにした。残った革の汎用性がこのほうが上がると思たので。

直線が多かったので比較的楽に切り出しまで完了。カービングのナイフ入れる前の段階までやってしまう。水を付けた革に文字部分を鉄筆でなぞる。やはり革が1.00mmと薄めのためにくっきりとまではいかない。
野帳カバー型描き

溝引きと染色

いつもどおり縫い目用の溝を掘ったら、ヘリを落として染色。赤を使ってるのもあるけど、やっぱり革が薄めなので上手く濃く入らない。ちなみに文言は映画『燃えよドラゴン』より「Don’t think, feel.」から一節。
野帳カバー染色

縫う前の準備

全体、といっても上部と下部しかないけど、その前に縦のラインだけ先に内側に入る、紙挟みとカードホルダーを取り付ける。まず、縫ってしまうと手が出せない部分のコバを処理して。それから縫い。
野帳カバーパーツ縫い

縫いと仕上げ

あとは上側と下側に縫うための穴を菱目打ちで空けていく。溝を掘ってあるので特に難しいことはない。
野帳カバー菱目打ち
この時、端までやってしまわないように注意する。革の折り返してある部分は縫わない。

穴が空いたら縫い。作りが単純だから上と下で一本づつ縫えばいいだけ。
野帳カバー縫い

最後にコバの処理。今回はコバスーパーは使わずにトコノールつけて磨く感じで。なのでしっかりヤスリ掛け。あと、裏表紙の上にでっぱり作ったのは開き易くするために指で掴む部分なので、ここの角も落としてアールを作っておく。
野帳カバーヤスリ掛け

完成品と所感

完成品の写真の内側。
野帳カバー表紙裏
野帳カバー裏表紙裏

  • 成功
    • 文字入れはうっすらなら鉄筆だけでもなんとかなる
      • ただしできれば厚めの革にナイフ入れるほうがはっきりする
    • ロゴマークは型押ししたら鉄筆で入れなおすと良い感じ
    • 紙挟み、カードホルダー、開き補助の指掴み部分の機構は上手く行った
  • 失敗
    • ピッタリ気味に作るつもりが入らないレベルでギチギチになった
      • そんな頻繁に出し入れするものじゃないからなんとかなるけど
      • 使っていくうちに馴染んで少し広がることを期待
      • カードホルダーもギチギチ

全体的にサイズに失敗した感じが否めない。頑張らないと出し入れできない。ともあれ、出来うる最小、最薄サイズで野帳カバーはできたと思う。野外で使用されるのを想定したものに水に弱い革でカバーをかけるのは少しナンセンスな気がしないでもないけど、革の触り心地が手に馴染むので良い感じ。

野帳を好んで使う人をヤチョラーと言うとか言わないとかって話しがあったり、野帳をデコったりする人も居るらしい。これは僕なりのカスタマイズになるね。いつか作り直すときが来るとしたらせっかくの縦長の形を生かしてミュシャ風のカービングに凝ってみたいと思う。

KindlePaperwhiteケースをレザークラフトで作った

  1. 1. 設計
    1. 1.1. どう作るかを考える
  2. 2. 制作
    1. 2.1. 下準備と切り出し
    2. 2.2. 溝引きと染色
    3. 2.3. 縫う前の準備
    4. 2.4. 縫いと仕上げ
  3. 3. 完成品と所感

KindlePaperwhiteを買ってからずっと愛用してる。実は購入と同時にケースを買ったのだけど、イマイチな感じだった。久々に無いなら作ってやろう魂が動き出したのでレザークラフトで作ることにした。
ちなみにこれが完成品。
KindlePaperwhiteケース完成品

設計

どう作るかを考える

以前いろいろ作った時もそうだけど、自作の利点は自分の好みどおりの機能を持たせられる点。逆を言えば自分には要らない機能は捨てられる点。考えた結果、以下の点を考慮していく設計にした。

  • フリップタイプ
    • 使用してない時はディスプレイ保護の為にフリップを閉じれるよう
      • Paperwhiteの少しザラつく肌触りのディスプレイが好きなので保護フィルムは使いたくない
    • フリップの開閉で自動スリープ/復帰機能を持たせたい
      • 調べたら右下にある磁力センサーらしいのでマグネット仕込めば可
    • 横開きではなく縦開き
      • 市販品は「本」という固定観念から抜けれてないのか横開きばかり
      • 縦開きのほうが開けた時のフリップを取り回しやすい
    • ケースに入れたままケーブル接続可能
      • 収納部のケーブル部分に穴を開ける
  • 片手(左手)で無理なく持てて、かつページ捲りがしやすい
    • バンドタイプのハンドホルダーを付ける
  • デザイン面
    • 無地はつまらないので「知」に関した何かを入れたい
    • 最近作りなおした自分のロゴを入れたい
  • チャレンジ
    • コバの仕上げにコバスーパーを使う
      • 樹脂的なもので固めるタイプ
      • 今まではトコノールとかで磨きまくる手法
    • 剛性保持の為にプラ版を仕込んでみよう

制作

下準備と切り出し

昔やってたように寸法を測って、だいたいのイメージにしたらベクタードローイングソフトで図面を作って出力。
kindleケース図面
縦の長辺がA4を越えてしまったので、半分づつで切ってから貼り合わせるようにして対処。カービングとかで入れるデザインと裏のバンド部分も入れて下絵とアタリ代わりにも使う。今まではこれを厚紙に貼って切りだして型紙としてたけど面倒なのでそのまま行くことにした。

床面を処理した革に定規と鉄筆でアウトラインをつけて、切り出し。最終的には角丸にする予定だけど仕上げで処理するつもりなので切り出しは角ありで。

溝引きと染色

まず最初に縫う時の溝を引いてしまう。後でも良いと思うけど、個人的に溝の色が濃いほうが好きなので染色前にやっておく。
kindleケース溝引き
同時に革のヘリも落とす。仕上げでヤスリをかけるけど、ヘリを落としたほうがグっと手触りが良い。ヤスリがけしてコバ処理する時も良い感じになるし。

染色前にカービング。僕の好みであんまりベベラ打ちはしない。溝に色が入れば十分なので、スーベルカッターで切って、エンボス仕上げに押して行く程度。文字数が多くてかなり大変だった。ちなみに文字は「人は生まれながらに知ることを欲する」という有名なアリストテレスの形而上学の一説の原文。雰囲気重視で。
kindleケースカービング
写真はないけど自分のロゴはオーダーメイドで作った判子を型押しした。

しっかり乾かしたら染色。カービングダイの茶色。たっぷり塗ったら色の濃淡とムラに注意しながらスポンジで拭いてならす。
kindleケース染色
ちなみに塗る前にニートフットオイルでムラになりにくくして、染色後はワックスコートでコーティング。仕上げでやっても良いんだけど、この後の工程で退色してしまわないよう一度やっておく。

縫う前の準備

縫ってしまうと処理ができない部分を先に仕上げる。ケース部分の内枠のコバとか、充電ポート用の穴。背面のハンドホルダーのバンドも先に仕上げて付けてしまう。借りに置いてフリップ閉じた時に固定する為の磁石も仕込んだ。
Kindleケースパーツ仕上げ
背面のバンドは一部をゴムバンド使ったけど、初めてでぶっつけ本番でやったわりには良い感じに行った。耐久性は使ってみないとわからないけど。

プラ版をボンドで接着。フリップの曲がる部分は入れない。縫い合わせても問題ないはずだけど、一応縫いしろより少し内側におさまるように。
kindleケースパーツ準備2
さらにその上から手触りを良くする為と保護の為にベロアっぽい肌触りの薄い革を貼る。

縫いと仕上げ

パーツが完成したら、縫うための穴を菱目打ちで空けていく。溝を掘ってあるので特に難しいことはない。
Kindleケース菱目打ち

穴が空いたらひたすらに縫っていく。フリップ部の磁石の場所の調整を慎重に行うため、収納部とフリップ部の二度に分けて縫うことにした。
kindleケース縫い
フリップ部の磁石の位置が上手く合ったら最後まで縫う。縫い終わったら作業もほぼ終わり。

角を小さく45度で落とし、コバ全体を荒目、中目、細目の三段階にわけてヤスリがけ。角のアールはヤスリでごりごり付ける。一度軽くトコノールでコバを磨いて滑らかにしたらコバスーパーを塗布。今回は耐久性と接着性を考慮してのこと。最後に全体にワックスコートを塗ったら乾くのを待って、布で磨いて完成。

完成品と所感

完成品の写真はこの記事の最初にあるけど、内側と背面はこんな感じ。
Kindleケース完成品内側
Kindleケース完成品背面

  • 成功
    • プラ版仕込みは、フリップがしっかりした感じになったのでかなり良かった
      • 純粋なレザークラフトからしたら邪道なのかもだけど
    • 磁石仕込みも概ね成功
      • 閉じた時は左下でパチっと止まるし、磁力も強すぎないので開けやすい
      • 自動スリープ/復帰も申し分なく動作する
        • 磁力が強すぎるとフリップを開けて裏に折った時にも動作してしまう点に苦労した甲斐があった
    • 背面バンドも良好
      • 縦でも横でもなくナナメで、縦持ちした時の左下にできる限り近づけるように取り付けたのがかなり良い感じ
      • バンドの伸び縮み具合も悪くない
  • 失敗
    • 革の厚みを考慮しなかったのでKindleを入れたらギチギチ気味
      • ガバガバよりはマシだけど
    • 収納部とディスプレイの穴が不揃い
      • 革が変形してしまったのと、保持してる部分が小さすぎること、Kindle自身の厚みを考慮しきれなかった設計が問題
      • ケーブルの穴も少しきつい
        • 革が柔くなってくれば解決するかもしれない
    • フリップが下のつらに合わない
      • 縫いしろの考慮を忘れた設計が問題
      • 実用には問題ないけど
    • ロゴにきれいに色が乗ってない
      • 切らずに判子で型押しなので、もっとしっかりと圧力を均等にかけるべきだった

とまあ、そんな感じではあるけど、実用には十分耐えれる出来になった。革の分、重くなってしまったのと厚みと縫いしろの分大きくなっていつも持ち歩くポーチに入れにくくなったけど、ギリ入るので良しとする。ともあれ、今まで使ってた市販のものより格段に使い勝手は上がった。個人的には横開きという固定概念から縦開きの使い勝手の良さに気付いたのがかなり大きなブレイクスルーだった。これから大事に愛着持って使って行こうと思う。