マインドマップ読書感想文 - 人生を変える習慣のつくり方

以前やったマインドマップ読書感想文が強力なインプットになったので、今回もやってみます。今回の本は
『人生を変える習慣のつくり方』。原題は『Better than before』。人生を変えていくのは習慣の力だ、としたうえで習慣の設定のしかた、継続のコツに関する知見です。

概要

習慣こそが人を作るというのは自己成長を自身のキーワードとしている皆様に置かれましては周知の事実だと思います。この本はその習慣を作るには、そして継続するのはどうしたらいいか、という知見の話。習慣が生き方を変えるのだとすれば、どうすれば習慣を変えることができるのか、という話。

人は大きくわけて4タイプあるので、成功者の言うことは鵜呑みにせずタイプごとに合うやり方があるというのが特徴です。

本を読んだ動機

実は前回の本以前に読んでいました。単発の目標をクリアする以外に長期目標を達成していくには習慣が不可欠ですし、身につけたい習慣、捨てたい習慣(悪癖)がいろいろある中で継続が1つの課題だったので読むことにしました。

マインドマップ

自分なりの要点と解釈のまとめ

大きな項目としては4つに分かれています。が、正直あまりタイトルと内容が合致していませんでした。もしかしたら訳したときに整合性がつかなくなったのかもしれません。
ただし、小項目1つづつは素晴しくまとまっていますので問題ありません。
それぞれ、習慣の決めかた、始めかた、やめ方、続けかた、を説明しています。

習慣の作りかた

習慣を作るのは意志力ではなく正しいやり方。
そして、人は大きく分けて4タイプにあてはまる。4タイプそれぞれに合う習慣のつくり方が違うので、一人の成功者の真似をするのではなく自分に合ったスタイルでやりましょう。
(このタイプの診断は巻末にあります。先に自分のタイプを診断して読み進めるのがオススメです)

身につける

測定する

習慣を始めるとき、測定が不可欠。記録して定量判断できるようにして正しく継続できているか客観視することが大事。

これは以前のものごとやりぬく、でもあったように進捗のモニタリングは大正義な感じです。

スケジュールする

基本的には思いたったらすぐ始めよう。年始から、とか何かキリを意識するんじゃなくて今からがベスト。先延しにすると有耶無耶になる。もしすぐに始められないとしたらすぐ具体的にスケジュールしよう。
そして、 いつ、どのくらいの頻度で続けていくかも合わせて定義しよう。

思いたったときが一番モチベーション高いはずでその機を逃すなということでしょう。意志力を必要とするな、とは言っていますが意志力を使うな、とは言ってないのがミソですね。意志力による後押しが期待できるならどんどん活用すべきですね。

変わる

再開

原則的に一度始めた習慣は続ける限り中断しない。再開は始めて挑戦するより大変。もしもどうしても中断せざるを得ないのであれば、再開を具体的にスケジュールするといい。

これは例えば体調を崩して運動を休む、とかの例でありがちですね。一時中断は良いとして、その後自分のどんな状態が万全か定かではなかったりで再開がずるずると先延ばしになって消滅してしまいがち。再開の日時を中断するときにスケジューリングする、というのは良い方法ですね。

続ける

やりやすさ

やりづらい状態で習慣を続けるのは労力、時間、決断を余計に必要とするので継続するのが困難になりがち。やりやすさに対して、ちゃんと準備して投資しよう。例えばジムに通うなら靴や道具の持ち運びが面倒なら多少お金をつかってもジムのロッカーに預けるとかそういうこと。

面倒と思うのは一番の障壁ですね。ここをまず解消するのは有効な戦略です。逆に止めたい習慣に関してはあえて面倒にしよう、というアプローチもアリですね。

失敗予防

条件式は強力な方法で、例えば集中するために図書館に行く、とか。誘惑に対抗するには環境を変えてみたり、意志力が必要な場面は機械的に行動するのが良い。
つまづきは完全なる失敗と悲観的に捉えすぎず、また先にいくつかの失敗としない例外ケースを用意しておくのもいい(ただし厳選が必要で例外を作りすぎない)。

これもやりぬく話のIF/THENルールに近いですね。例外に関しては自分の経験上、例外パターンにプラスして条件式を加えると良い感じだと思います。例として、付き合いで飲んで遅くなった日は筋トレをスキップできる。ただし、2日連続は例外扱いにならない。とか。

破壊

習慣を破壊する原因のパターンとしてよくある10通りの例。しかしそのどれもは言い訳のようなもの。ほんとうにその言い訳で習慣を破壊してしまってよいか、つい言い訳したくなる場面では良く考えましょう。

人間弱いもので自分に甘くどうしても自分への言い訳をあとづけの例外とみなしたくなる場面がありますね。先にこの10通り定義されてれば、ム、これはあのパターン、と気づけますね。それは例外ではなく言い訳、と認識できれば頑張りやすくなりそうです。

ご褒美はダメ

習慣を達成していると自分にご褒美をあげたくなる場面がある。30日のチャレンジでは31日目がもっとも危い。ご褒美やモニタリング期間の終了時など明確なゴールができてしまうことで、それで習慣は終わりだと錯覚してしまうので気をつけよう。

なるほどなぁ、って感じですね。継続していくときにここまで頑張ればご褒美で、と考えることはモチベーション維持につながるもののここでは一番の本当のご褒美は身についた習慣だ、と言っていますね。かといって次の章ではご褒美ではなく贅沢を許容しているのでその線引きが難しいところです。

発見する

相反する目標

例えば、仕事をがんばる、と家族を大事にする、は時間的リソースから相反する目標になりえてしまい、その場合どちらを優先するか判断が難しく結果として継続できなくなってしまう。その場合は習慣定義をそもそも取捨選択するほか、本当に両立できないかちゃんと考えてみよう。

これはかなりハっとしました。僕自身習慣化したいことが多くどっちつかずになっていて。この話は習慣を続く具体的に定義する、という話も関わってきてぼんやり「仕事をがんばる」とかじゃなくて何をどう頑張るのか明確にして、他の習慣と両立できる定義にするのが大事ってことですね。

感想

残念だった点

ほとんど無いんですが、強いていえば先述のとおり章のタイトルと内容が合致していないぐらいですね。

良かった点

章ごとに適度なボリュームで、大事なところが太字になっているのはもちろん、章の終わりごとにまとめが書いてあるのが凄く良いです。また冗長な言い回しもなく読みやすいです。

もちろん内容に関してなるほどと膝を打つようなことも多く、今後、習慣を新しく始めるとき、継続が難しいときにたちかえって参照しようと思いました。語彙力がアレですが今年読んだ本のなかで一番良かったかもしれません。

おわりに

読書感想マインドマップ2回目です。やってて思ったのはマインドマップ書くこと、そしてアウトプットすることでインプットが強化されるのはもちろん、全体の索引を自分に中に作る作業なんだなと思いました。
細部ひとつひとつは覚えていなくてもマインドマップを思い出せばああ、あの辺にこんなこと書いてあったな、と思い出せますし、マインドマップを忘れて見返せばすぐに思い出すでしょう(それがマインドマップの効能なんですが)。

マインドマップ書くのに時間はつかったものの、理解度とブログに起こすまでのトータルで考えると悪くないパフォーマンスに思えたので今後も継続していきたいです。