日々の回復力を最大化するささやかな抵抗
始めに言っておきますが、最近テック系の話ばかり書いてきましたが、このブログはテック系寄りの雑記ブログなので今日はあまりテックと関係ないことを書きます。久々です。
最近の僕はというと、仕事のプロジェクトがなかなか佳境にさしかかって帰りが遅くなってきてます。それに加えてプライベートのほうもいろいろなことがおきていて、なかなか大変になってきました。
そんな毎日を乗りきるために「回復力」に焦点を当てたお話です。
忙しい毎日をのりきるための戦略として、
- 最大体力を上げる
- 回復力を上げる
という2つの戦略があると思いますがその後者のお話です。
ちなみに医学的な裏付けはとってませんので「僕はこうしてますよ」という1つの参考意見以上にはならないのでご注意ください。
なぜなに回復力
加齢により体力がなくなった、と昔武術に明けくれて今でも同年代の人よりも少しだけ体力に自信のある僕も感じます。でもつきつめて考えると最大HP的な体力がなくなったというよりは、減った最大HPが自然回復していくスピードが落ちたなと僕は実感しています。
体と心の相関と体をないがしろにしないこと
科学的に本当のところはどうかは知らないんですが、僕は体と心は相関関係があると思っています。腹が減ってるだけでちょっと怒りっぽくなることもあるし、今だったら花粉などのアレルギー症状が出てるだけでも少しイライラすることでしょう。冷えも禁物です、体温が下がると機嫌も体調も悪くなります。
いくら理性が発達しても、人間はしょせんヒトという生き物で、僕はまずそこを違わないように気をつけています。僕は心はどうコントロールすればできるのか良いかわかりません。でも体はわりとコントロールしやすいので、気持ちをハンドリングしたいときには体を介したアプローチをとるようにしています。これのわかりやすい例が深呼吸です。
ん
ということで
- なんだか疲れてる
- 精神的に追いこまれてる
- しんどい
という気持ちでいる日常であったとしても、とりあえず肉体を
- 筋肉が疲労しすぎてたりや内臓が疲労していない状態
- 肉体を抵抗なく動かせる状態
- 身体の一時的な不便や痛みが気持ちに悪影響を及ぼしていない状態
に保つというアプローチはかなり有効だと思っています。
毎日を機嫌良く過ごすのはもちろん、判断力や決断力、心理的に障壁がある場合の踏み込む力にも影響しそうなので、体の心地良い状態に保つ戦略は良さそうに思います。特に長期的な視点で考えたときにその積み重ねは大きな差を生みそうです。
余談ですが僕にとっては一番良くないのは「疲れているから」という言い訳を用意できてしまうのが危ないです。僕はそこまで気持ちが強くないのでしばしば逃げ道を自分で塞ぐ戦略を取ることがあります。「疲れている」という使い勝手最強レベルの言い訳ができてしまうといろんなことが疎かになるので、疲れていない状態に保つのはけっこう重要だと感じています。
回復しやすくするために実践してること
筋トレをする
筋肉が増えることで体を楽に動かせたり、ということはもちろんあります。筋肉は全てを解決する、というなかば笑い話のような理論もありますが、僕はあながち間違いではなく7割ぐらいは解決してくれると思っています。
そんな話はさておき、コリの原因が筋肉が硬ばって血流が滞ってるということならば意識的に筋肉を動かしてみよう、というアプローチです。適度な運動はしたほうがいい、というのはもはや常識にもなっているはずです。
僕の場合は筋肉痛になるまでしてしまいますし、その筋肉痛を不快に思わず逆にトレーニングした実感として快と感じることもあるのですが、運動強度には気をつけてください。筋肉痛がひどいと普通は不快になって逆効果かもしれません。ですが、しっかり運動して筋肉を使って動かして、その結果寝付きが良くなったり眠りが深くなる効果も見逃がせません。特に頭を使う仕事の場合、いろいろ考えたりして睡眠の質が悪い場合など肉体疲労状態を意識的に作りだして強制的に眠りの質を上げる方法はあながち捨てたもんあじゃありません。
他の効果としてテストステロンの増加とか、トレーニング後の達成感がメンタルに効いたりしますが、そんな話はまた別の機会で。
ストレッチをする
筋トレに近いんですが、筋肉をのばしてあげる。これだけでも十分に効果があります。
簡単なヨガ的な大層だったり、ラジオ体操でも良いですね。習慣に無いと「めんどくさい」と思ってしまいますが時間にして5分とか10分ぐらいで十分。筋トレもそうですが、面倒なことってだいたい心理的障壁があるだけで実作業や実時間にすると大したことないんですよね。
ちなみにヨガをすると痩せるとか言いますが、だいたいヨガの動きはアイソメトリックな筋トレとストレッチの融合なので無理なく実践できる運動をした結果、健康指向になって普段の意識が変わり、結果的にに痩せた、というだけの話だと思っています。
暴飲暴食をしない
本当に加齢によって油っこいものがツラくなってくるんですね。まさか焼き肉行ってカルビを敬遠する日が自分に訪ずれると思いませんでした。
過ぎたお酒は眠りの質を悪化させますし、消化しきれない食べすぎもまた同様なようです。良く噛んで腹八分目、これを心掛けると内臓も疲労しにくく、眠りが消化のためだけに使われなく良い感じな気がします。睡眠という回復手段の効率を最大化させるための戦略ですね。
可能であれば早い時間に夕食を摂るのも有効なんですが、忙しいとどうしても帰宅が遅くなってしまって現実的に実行が難しかったりするのでそこはあきらめました。
目薬をさして目を温める
デスクワーク主体だと基本的に目が酷使されるので寝るときにやります。
眼精疲労に効く目薬をさして目元をあっためる系の何か(電熱系やらレンジや使い捨てなどいろいろ)を使う、これがなかなかに効きます。
寝るときにやると眠りやすくなる効果もあります。ちなみに僕はけっこう疲れてくると仕事のお昼休みにもやります。スッキリしていい感じです。目の疲れとともに目から耳のちょっと上辺りのコリが解れるような。
お風呂でマッサージする、特に頭皮
体のコリのあるところマッサージするぐらいはよくやると思うんですが、考えごとを沢山した日、目を酷使した日は頭皮もやります。頭皮は意外に忘れがちですが、脳や目の酷使は頭皮に来る気がしています。美容院に行ったときのマッサージを想像していただければわかりやすいかと。
ちなみに顔マッサージや耳をひっぱったりも良さそうですよ。とにかく張ってるところを緩める。マッサージやストレッチはコレです。人間、力の入れ方を学ぶことは多いんですが力の抜き方を学ぶ機会はそうそう無いんです。緩めるのは下手なんです。だから意図して緩めてあげる必要がありますね。
寝る前に養命酒を飲む
もうこの記事はこれが言いたくて書いたようなところがあります。それぐらい効きます(完全に体感でのお話です。体感は個人差があります)。
養命酒はイメージからどうも高齢者用に見られますし僕も以前はそう思ってました。ですがもしかしたら働き盛りの世代こそバッチリなのかもしれません。
もしかしたら栄養ドリンク系も同様の効果なのかもしれませんが、栄養ドリンクは多量のカフェインを含んでたりするので睡眠の質が落ちますし、場合によっては寝付けないこともあるかもしれません。
ただし少量のアルコールを含むため、体質的にアルコールが全く分解できないほうは要注意ですね。
最後に
見返してみると至極当たり前のことしか言ってないですね。ただしその当たり前をちゃんとやるか、意識的に実践するか、は長期戦を闘ううえで重要になると踏んでいます。
僕の実年齢はそう若くはないので若くて優秀な面々と張り合っていくにはこういう地道な方法もないがしろにできないな、と思っています。1年は1日×365。
肉体的にも精神的にも適度な負荷をかけつつ、日々を楽しく機嫌良く、うまいこと乗りきっていこうと思います。