ずっと僕を悩ませたブログタイトルを決めた方法
- 雑記
今まで幾度となく自サイトを作っては気に入らなくなって、の繰り返しをしてきた。サイトを構築したり、見せかたを工夫したり、とか考えてるほうが記事を書くのよりも好きなのもあるんだけど、なんだか結局いつも気に入らなくなってしまう。
そんなことはもうやめて、記事を書くのに集中したいと思って、結局こうしてTumblrをプラットフォームに選んで戻ってきた。その時にもう変えないぞ、と意気込んで新しくタイトルもリニューアルした顛末。
そもそも気に入らなくなる経緯
そもそもなんで僕はしょっちゅうタイトル変えたくなるのか。それはどうもしっくりこなくなるから。じゃあなんでしっくりこなくなるか。
- 書きたい内容とタイトルがズレてきた気がする
- このタイトルカッコイイのか、と疑念が浮かぶようになる
- やっぱりタイトルは顔、だと思うんだ、これでいいのか
なんて疑念が生まれたり。結局いつも改題したくなってしまう。
過去の消えさった自サイトタイトル達
ネットを始めてから、ブログ的なものに限らず自サイトを作ってきた。そもそも昔はブログなんて概念自体がなかったし。中二病的なタイトルだけど、ここはこの際、痛みを持って膿を出してしまわねばならない。
- Spin Head
初めてのサイト。高校生のころかな、いわゆるテキストサイトってやつ。何がしたかったのか自分でも良くわからないけどいわゆる「ホームページ」を持ちたかったんだと思う - Snakers High
当時ハマってたスネークボードというスケボー的なやつのサイト。技解説とかしてたり、頑張ってたほう。スネークボード、全然流行らなかったなぁ。僕的には凄い楽しかったし、かなり頑張ってたと思うけど。このサイトは悪くなかった。単純にスネークボードしなくなったから自然消滅しただけ - Akicks Antenna
Tumblrを使い始めたときのタイトル。当時、Akicksというハンドルでほとんどリブログしかしてなかったので。しかしながら「自分のハンドルをタイトルに入れるのはナンセンス」と高校の頃、友人のツチヤ君の発言は今でも耳に残る - Do it myself
上記のとおり、気に入らなくなったのと、当時はかなりの少数派だったと思われるTumblrをブログとして使う、というのに目覚めて改題。DIYから。いろいろと自作したりあーだこーだやってみたりの発表とリブログ。今の原型で、これはけっこう気に行ってた - Overdrive Syndrome
自作したり、Tips的な記事を書くにあたってTumblrは向いてないと思ってBloggerを使ってみた。自分の環境的な状況のせいもあるけど長続きせず、結局タイトルが気に入らなくなった。技術的なことだけじゃなくてたまには心情的なことも書きたくなるし。とにかくあれだけ考え抜いたタイトルだったはずなのに冷めた。全く気に入らなくなってしまった
テーマに沿ったキーワードを列挙
書きたい内容、これがタイトルとズレることが1つの大きな問題なので、ちゃんとテーマにのっとるようにキーワードを絞る必要がある。
僕のメインテーマ
そもそもブログでやりたいこと、ってのは自分でいろいろ試したりあーだこーだやってみたり、せっかくだから発表したい、的な感じ。自分としては何かを便利にしたり、使いこなしたり、っていう目的だけど結局失敗に終わったりもあるし、その繰り返し、だから、
- 試行錯誤
- トライ&エラー(もしくはTrial and Error)
- 挑戦
あたりがテーマとしてしっくり来る感じ。前回のOverdriveよりはかなりしっくり来る。でもあまりにもド直球すぎるよ。
サブテーマとか修飾語とか、好きな言葉とか
これはもう思いつく限りどんどん列挙してみた。ブログに書きたい内容とか、サブテーマとか、付随することとか、果ては好きな色とか。具体的には
試行/思考/嗜好/赤/黒/旅/役立つ/レザークラフト/マクラメ/自作/自分で/器用貧乏/挑戦/
秘策
と、キーワード的な言葉を一杯出したところで、これをどうやって組み合わせて最終的なタイトルにするか。今回の僕には秘策があった。今思うと逆にこの秘策にのっとってないから気に入らなくなってしまったのかもしれないけど
まずキーワードを分解
例えば、トライ&エラー、これはトライとエラーに分けても良い。アンドは無くても良い。試行錯誤は試行と錯誤に分けられる。
メインの選定
これが一番大事かも。いろいろあるなかでやっぱり「試す」とか「挑戦」とか「トライ」というのが僕の核だな、と。で、トライを使うとなると名詞形のTrialにしたい。和製英語は使いたくない。
次点として、「的な何か」という言葉って僕良く使うなぁと思った。そんな感じでブログタイトルもコレ、とバシっと定めるよりぼんやりさせたほうが良いかも、とか考えた。
13音の心地良さ
日本語において13音は良い感じすぎる、最近のヒットしたアニメのタイトルとか実は13音のものとか多い。古くは「墾田永年私財法」とか。なんだあの語呂の良さ。
コレ、と思う単語達を判りやすいように音の数で振り分けてみたり。
トライアル、を軸にしてみる。そうすると5音。あと8音。いろいろ分解したキーワードとかを当てはめてみる。「スパイラル」だと韻踏んでて、なんかこう、試行錯誤のループ感出てきたな、と。あと3音か。じゃあ間に「アンド」でどうだ。「トライアル アンド スパイラル」、ばっちり13音。
何度か口に出して言ってみる。口に出して読みたい日本語って良いよね。英語だけど。覚えやすいし。うん、なんとなく良い感じだな。意味的にも良し、コレで行きましょう。
結局、欲張った
でも英語タイトルってのは良くわかりにくいんだよね。逆に漢字って、パっとイメージ入ってきやすい。表意文字ってすごい。平仮名な片仮名も独特な雰囲気で捨て難い。で、ボツ案をこねくり回してたら「試行錯誤の顛末」という言葉が出来てしまった。
どうせならこれも13音にしてみよう。「試行錯誤顛末記録」。うん、良い感じだな。じゃあこれをサブタイトルにしてしまったらどうだろうか。わかりやすくなったし、この漢字な感じが個人的に気に入ったな。
でもサブタイトルだから。「トライアル アンド スパイラル」のAqui(アキ)ですよ。「トラスパ」とでも略せば良いと思うんだ。
でも多分、継続はすることで沸く愛着なんだと思う
まぁこんな感じで決まったわけで。で、思うのは、タイトルが中身がどうだろうとやっぱり日々継続していく中で愛着が湧いて、定着してって、なんだと思う。もうひとつの旅日誌ブログ「僕だけの修学旅行」。これは13音にのっとってないし、なんとなくで決めたけど、継続できてるからこそ愛着もある。
というわけでなるべく楽しみながら、今回は継続していけたらいいなぁ。