ここ最近のレザークラフトは失敗作ばっかりだ
ここ最近趣味のレザークラフトで作ってきたものが失敗続き。ようやく抜け出せた感はあるけど、その前に失敗作をネタにする。
作ったもの達と失敗の種
財布
以前、作って記事にしたものだけど、これが結局使わなくなった。理由として一番大きかったのが、開閉部分をマグネットにしたら、財布に入れてた磁気カードが軒並みダメになってしまった。うん、なるほど、財布にマグネット使われてないのはそういうことね。開閉には便利なんだけどね。
他の理由としては、どこぞ薄いサイフをモデルにしたんだけど、使いにくいよ、って話。札の出し入れもひっかかるし。ただし、鍵の収納システムやら小銭入れ、細かい作り、なんかは割と良い出来。
定期入れ兼キーケース
キーケースと定期入れをくっつけちゃおう作品。失敗したのが寸法をギチギチに作りすぎた。最近はできる限り小さくを考えちゃうけど、やっぱり何かを入れるには余裕持たせないと難しい。定期入れの部分がギチギチなのでチャージするときとかの出し入れに困る。
あとは定期入れ部分の片方を透明にして定期を見せれるようにしたため、薄いプラ板をつけたけど、これも縫いしろの余裕を持たせなさすぎて割れてきてしまった。プラ版という比較的固い素材を使ったのも良くなかった。
そもそも初めてこういうキーケース使ったけど、開けて、数本あるキーの中から目視で選んで、出して、鍵かけて、戻して閉める、という動作が手間かかりすぎるのでそもそもの使い勝手が悪いと思った。僕の作るものはこういう合理的じゃない動作をできる限りなくしたい。
定期入れ兼キーケース変形型
上記の定期入れが壊れてきたので作った。財布に使った回転式のキー収納を取り入れつつ、定期を出し入れしやすく、かつ落ちてしまうことのないように、と作ってみた。
コンセプトは悪くなかったものの、キーの回転についての考えが甘かったのと、薄いのはいいけど、そもそもデカすぎた。いろいろ無駄も多い。
唯一良かったのは、集合住宅に引っ越して初めての作品なのでハンマーの音とかの問題とあらためて向きあえたことぐらい。防音に気をつけてつくるとクッションやなんやらで安定しない場所でやらなきゃならず、結果的に環境を見なおすきっかけになった。だから穴も縫いもガタガタ。良いものが出来たとしても仕上りが悪いものになってた。だから気兼ねなく廃棄できる習作にはなれた。
その後
その後、職場で仕事用携帯を持つことになったりでiPhoneケース兼キーと定期ケースを作ったけど、なかなか上手くいった。反省点は生きたかな、って感じ。でもなにより僕の場合、合理的機能性を追い求めて自分で設計するのがけっこう大変で、振り返ると基本的に設計段階がミスってる。そこがツライところ。例えばすでに世にあるようなものとか型紙があるもんなんかを作ろうと思ったら楽なんだけど、やっぱり自分が機能的に欲しいと思うような他にないものを作れるのが自作の醍醐味なわけで。悩ましいけどぼちぼちやっていこう。