僕のiPhone、旅カスタム
iPadやiPod touchじゃダメなんだよ。旅に持っていくとしたらiPhoneなんだよね。携帯電話機能は使わないけど、iPhoneなんだよね。
iPhoneじゃなきゃいけない理由
GPSの存在
後述するけど、一番役に立つのは地図アプリだと思う。Wi-Fiでも一応、場所はある程度特定できるとはいえやっぱりGPS付きってのはデカい。むしろ長期旅行となると、電話機能やいろんなアプリが動くGPS機械ぐらいの認識で間違ってない。
だからiPod touchじゃダメ。
iPad、外で出せる?
でかいでしょ。それ外で出そうもんなら、盗難のターゲットにされると思っていい国なんていくらでもあるでしょ。それでも出したいならどうぞ。地図見るぐらいならiPhoneのサイズでも十分だし、そもそも治安的にiPhoneさえ出すのを躊躇する場面だっていくらでもある。それなのにiPadとか悠長に出してられない。
だからiPadじゃダメ。
MacBook Airとの併用前提だけど
そんなわけでiPhoneなんだけど、最近になってタブレットだけ派の旅行者もよく見かけるようになってきた。僕は長期だし、写真も良く撮るのでデータバックアップしたいし、ソフトウェアキーボードで作業するのは好きじゃないし、マルチタスクで動いてくれないと嫌だし。というわけで、いろんな作業は宿でMacBook Air、外や簡単なことはiPhoneで、という運用をしてた。
iPhoneを上手に運用する前提を考える
電話回線なし、ネットはWi-Fiだけ
つまり、GPS付きのiPod touchだと思ってくれれば話は早い。なぜこういう運用かというと海外でも電話回線使いたがる人はそもそもバックパッカーなんて貧乏旅行する必要ないでしょ、金銭的に。
GPSはオフラインだろうが、電話使えなかろうが関係なく使えるのはありがたい。
約40ヶ国程度だけど周ってみて、住んでないのにSIMカードを買ったのはイギリスとフランスだけ。どちらも現地に友人が居て、電話でこまめに連絡する必要があっただけ。それ以外では携帯電話が必要になることはなかった。複数人で旅行してれば別かもしれないけど、一人でバックパッカーやってる時は電話かける先なんてないし、そんな金あったらもう少し食事や宿のグレードを上げるって話。
そもそもSIMカード抜いてた。だって電話使わないし。入れっぱなしでiPhone盗難にあったら嫌だし。
安宿でも最近はWi-Fi普及してる。もちろん国によってはないこともあるけど。だから、大前提として、基本はオフライン、宿に居るときだけオンラインという運用。それを念頭に入れて必要なアプリを取捨選択する、という感じ。
僕の使ってたアプリを紹介
- 最強オフラインGPS地図「Maps.Me」
- 見やすい通貨換算「Smart Coin」
- オフラインでニュース読める「Smart News」
- オンラインの時にたくさんクリップしておいて後で読む「Pocket」
- 暇潰しには読書「Kindle」
- 自分のメモ、Macで書いて同期できる「Simplenote」
- 動画プレイヤーが必要なときもあるので「Gplayer」
- オフラインでWikipedia見るために「EBPocket」
- iPhoneで日記を書くこともあるので「Day One」
- カレンダーもメモもこれ一本「Awesome Note」
- スペイン語勉強中、南米旅行中、これ一本で乗り切った
「西和中辞典」 - 旅先で気に行った曲が見つかることもあるので「Shazam」
最強オフラインGPS地図「Maps.Me」
とにかくお世話になった。要はOpenStreetMapビューワなんだけど、使い易いし、検索もできるし。以前、ユーラシア大陸を周ってた時はOffmapというアプリを使ってたけど、当時はまだOpenStreetMapは頼りなかった。現在は国によってバラつきはあるものの主要な道ならば安心できる出来。国ごとにデータをダウンロードできるのが素敵。日本だと詳細すぎて地方ごとになってるけど。レビューとか見ると地図の内容に不満を持つ意見とかあるけど、OpenStreetMapのデータだから。アプリの出来とは関係ないから。
本当に便利。これだけでもiPhone持ってってた甲斐があった。旅が終わってみたらいつの間にか無料になってた。