そんなに互助会とかめんどくせえなら、お前もこっちこいよ

今、あちらの村のほうで話題沸騰中の互助会問題に少しだけ旬な話題にすり寄ってみる。

? 村ブログとブックマークシステム

? 村ブログ

あちらの村はもちろん、村のブログシステムがあって、「読者になる」っていうシステムがあるのかな、よく知らないけど。これはTumblr島で言うとこのフォローみたいなもんなのかしら。そしてブックマークシステムはこれは村だけじゃなくて、人気記事のキュレーション的な。まぁある意味Dashboardみたいなもんかな。

Tumblr諸島のシステム

まず、言わせてもらおう。Tumblrはれっきとしたブログシステムだ。残念ながらブログとして使ってる割合のほうが少なく、多くの住民はリブログという気に入ったページ、画像
、文章の一部だけを切り取っていくシステムの愛好家で、要するにスクラップブックみたいなもんだ。そしてフォローしたTumblrは自分のDashboardに更新内容が表示される。タイトルだけではなく基本的には全文。つまり巡回はDashboardを見るだけでいい。新しいものが上に来るのと、縦にどんどんスクロールして見ていくUIだからか、「潜る」とも言う。

さぁ、おめえさんもTumblrに来いよ

Tumblristaは冷徹だ

Dashboardに潜って、瞬間的に記事を見て、飛ばし、読み、時にはリブログし、またある者はリブログするのは憚られると、隠れてLove(Likeみたいなもの)する。まるで指を止めてはならないかように、判断は一瞬、悩む時間を持たない。琴線に触れるか否か。その感覚のみを研ぎ澄まし、彼らも僕もJキーを叩く。さらに深く深く潜っていく。

Dashboardは冷徹だ

Dashboardには、どのTumblrの記事であるかは表示されるが、その味や匂いまでは伝えてこない。書いてる個人の背景は見えないし、見せない。いやそもそもその記事はオリジナルかどうかも疑われる。Reblogシステムがある以上、オリジナルどうかはさして重要さを持たず、誰が書いたどうかの匂いや色はフィルタリングされる。つまりはコンテンツ勝負だ。そこにはファン、つまりは記事の発信元の個人に対する好みなど、介在する余地はない。

Reblogは冷徹だ

Reblogにはコメントをつけることができる。が、基本的にコメントはつかない。いや、つけてもいいんだが、つけない。コメントをつけずに、黙ってReblog。これがReblogの美学だ(と個人的には思う)。コメントできるスペースはコメントの為のスペースではなく、Description、つまり説明スペースだ。コメントをつけてReblogすると、オリジナルを改変する行為にも似た気分になる、何か言及したくてもグっと我慢する。自分の記事がReblogされた場合、わかるのは、誰かが自分の記事を気に入った、というシンプルな情報。自分じゃない、自分の記事が、だ。

さぁ、おめえさんもTumblrでブログ書いてみれよ

孤高のTumblrista

何度も言ってるように、特に日本のTumblristaはReblogやLove専門の方が多い。それでも成り立つのが面白いところだけど、僕が言いたいのはそうじゃない。Tumblrはれっきとしたブログシステムだ。オリジナルの記事を書いても良いんだよ、Reblogするんじゃなく、何かを書いてみても、自分の写真や絵をアップしても良いんだよ。自分のReblogから他のReblogを連鎖させる喜びとは別に、自分が生み出した記事がReblogで伝播していくのはなかなか楽しいんだよ。

だけど、そこにわかりやすいコミュニケーションは発生しない。自分の記事がReblogされたからってコメントはつかないし、どこかのキュレーションに上るわけじゃない。知らない人に微笑みかけられる程度、もしくはふいに目が合ってうなずきあう、そんな同意を含んだアイコンタクト程度のコミュニケーションが心地良い

さぁ、おめぇさんもTumblrでブログ書いてみれよ

穴が小さくてケーブルが刺さらなきゃケースを削ればいいじゃない最近ちょっとだけイラっとくること、2016年4月