27インチLG製ディスプレイ 27UL850-W レビュー
先日ディスプレイを新調しました。発売から約1年半たっていますが、コスパが良く今でもオススメのディスプレイだと思います。特にUSB Type-C接続ひとつで給電しつつ画面接続もまかなえる機種としては良い選択だと思うのでレビューしていきます。
27UL850-W
特徴
- 4K(@60Hz) 27インチHDR対応
- USB Type-C一本で給電(60w)と映像信号入力可能USB3.0ハブ付き
- HDMI x 2(自動切り替え非対応)
ここが良かった
画質
画質、発色ともに申し分なし。4Kがちゃんとどの端子でも60Hzで動き、HDRにも対応しています。色味やコントラスト、ブルーレイ低減もちゃんと調節できるし、入力端子ごとに設定は保存されます(これは重要)。
視野角のIPSでかつ非光沢なので見える範囲も広いし、ベゼルも下部以外の3辺はかなり細いですね。
また、応答速度も十分ですし、なにやらゲーム用の補助機能もいろいろと付いてます
接続まわり
こちらはかなり秀逸です。まずUSB Type-Cで映像入力に対応しつつ対象の機器に給電ができます。さらにはUSB3.0が2口あってハブとしての機能があります。つまり、例えばMacと繋げて外付けキーボードとマウスがあったとしても、ケーブル一本で給電しつつ画面を映し、かつキーボードとマウスもつながります。
これは特に付け外しの多い環境でその恩恵を感じますね。ラップトップだとディスプレイをつなげていないときは、本体のキーボードとトラックパッドを使えばいいのでハブに入力機器をつけるのも相性がいいです。
HDMIがUSB以外にも2系統あるので、僕の場合はNintendo SwitchとPS4をつなげています。HDR対応なのでPS4の性能を引きだすこともできて万々歳です。
ここが残念
1点だけ残念なのは入力機器によって入力の自動切り替えがない点。自動切替機能があるとモードとは別の入力があったときそれを検知して自動で切り替えわります。例えばUSBのPCを繋げて使ったあと、PS4の電源を入れるとそれを検知して操作なく自動でHDMIに切り替わる機能です。
この自動切り替えがないので、その都度本体のボタンを操作して入力切り替えをする必要があります。ジョイスティックとボタンを兼ねててとても使いやすいんですが、やはり手で切り替えるのは少し手間に感じます。ここだけが残念ですね。
総評
評判どおりコスパはとてもいいです。給電も60Wですが普通にMacBookProを使ってる分には十分で、前述のとおりケーブル一本つなげば全部まかなえるが本当に楽です。僕のように仕事中とプライベートで使うPC(Mac)が違うとそれらが端子1つのつけはずしで対応できるのがいかに楽か。
自動切り替えはなく残念ですが、コスパで考えれば十分ですね。発売からすでに1年半が経過してるので次のモデルが気になるところですが、現状での選択としては結構オススメ度高いです。