電動昇降スタンディングデスクを導入したら座り心地まで改善したのでオススメしたい

引越しを機にずっと不満をもっていた机を捨て、電動昇降のスタンディングデスクを導入しました。当然スタンディングでの作業がかなり良くなったんですが、同時に座り心地まで改善しました。別にスタンディングで使わなくても座りで使っても高さの調節できる机としても十分使い出があります!

COVID-19が再び猛威をふるいはじめ、再度リモートワーク重視な働き方も多くなるでしょうし、これは全力で推していきたい所存。

(概要

  • 以前まで机の上に手動昇降式のスタンディングデスク台を使っていました
  • 今回、電動昇降式のスタンディングデスクを導入しました
    • 足のみの購入で天板は別途
  • 座りの状態での高さも自分にカスタムできるため、座り心地まで改善された

購入した動機

もともと従来つかっていた作業スペースにはなにか使いづらさを感じていて、椅子を変えたり、スタンディング用の台を使ったりしていました。

今回引越しを機にちゃんと新調しようということで電動昇降式のスタンディングデスクを買いました。販売形態としてはフルセットもありますが、天板なしのものを買いました。

逆に言えば天板は自由に選べるという利点があり、形や大きさも後に変えても問題ないということです。また、安くもなります。

選定条件

購入する候補として以下を条件に考えました。

  • 電動式であること
    • 手動は高さ変更時に安定しないし、面倒だと結局道具は使われなくなる
  • 最低2つのメモリー機能(高さ記憶)があること
    • 自分の体型にあった立ち、座り時の高さが記憶できていて、ボタン1つで変更できること
  • 最低の高さが65cm以下になること
    • 僕の背、キーボード操作主体、後傾姿勢を考えるとこれぐらいの低さは欲しいです

電動のもの、メモリー機能のものはそこそこ豊富ですが、最低の高さの条件をクリアできるものは多くなく、最終的に新製品ということもありFLEXISPOT E7に行きつきました。

(ちなみにブラックフライデーセールで今けっこう安いみたいです)

天板はIKEAのLINNMONにしました。これは別にIKEAの足が必須というわけではないので十分です。というかメチャクチャ安いです。

セットアップ

実際のモノはレビューでも見ていましたが、想像より重いです。足の組み立て、両足の接続、天板の取りつけと組み立て工程はありますが、僕は一人で大きな問題なくできました。

IKEAの天板は木自体、かなり柔らかいので特にネジ用の孔を空けることなく付属のネジをインパクトで掘りつつ締めれば問題なくとりつけが完了しました。

操作パネルの位置も特に制限なく、自分の使いやすい位置につけることができます。僕は右手前にしました。

高さ調整

動くようになったら早速自分の好みの高さをメモリに登録しました。

ちなみに高さの目安はこのサイトがオススメで、この計測をベースとして数cm微調節しました。

使ってみた結果

上に挙げた購入条件が全て想定どおりのハマりました。

電動かつメモリ機能

立ちたいときに立て、座りたいときに座る、めちゃくちゃ楽です。自動で設定した高さになるので一度調節して記憶すればその後ボタン1つで切り変えられることがこんなに楽なことかと思いました。

それまで使ってた手動に比べ気軽に変更するようになりました。以前はちょっと座りたい、みたいなとき、いちいち下げてまた上げるのが面倒なので変な姿勢でやることも少なくなかったです。が、今は高さを変えることが面倒に感じないのですぐボタン押します。

そして最低の高さは今まで使っていた机より低いです。これにより自分でも驚くほど座り心地がかなり改善されました。

座り心地まで改善された理由

今までは変えられない机の高さに合わせて椅子の座面の高さを調節していました。昇降式だと机の高さが変更できるため、まず椅子の高さを自分の高さに合わせる、次に机の高さを合わせる、ということが可能です。

つまり、今までは椅子が悪いから座り心地がわるかったのではなく、机が合わないから椅子の高さが合わず、座り心地も良くないと感じてたわけですね。これは盲点でした。

たまにハーマンミラーなどの高級な椅子を検討しましたが、焦らず良かったと思います。まず変えるべきは椅子ではなくの机の高さでした。今はそう高級ではない椅子ですが、格段に座りやすくなりました。

逆に言えば机のせいで椅子のポテンシャルを十全に発揮できない状態だったので、おそらく高級な椅子にかえようともやはりどこかで座り心地の悪さを感じたと思います。

まず検討するべきは机の高さだったわけですね。

余談ですが、座り心地の改善にフットレストが効く、というのも座面の高さと足のバランスをとるための措置なんでしょうね。

天板が別ということは利点

天板も今のところ問題ありません。そもそも天板別というのは気楽ですね。机の大きさに不満を覚えてもあとから天板だけ交換すればいいですしね。

まだやってないこと

メモリ機能は4つまで記憶できますが、座りと立ちの2つ以外は特に使っていません。

もしかしたら書きもののような机上の作業とタイピングで最適な高さが違うので、それ用につかってもいいかもしれません。もしくはゲーム(コントローラ)のような机の高さを気にせずにディスプレイの高さを合わせたい場合も有効かもしれません。

感想

本当に使い心地よくなりました。今までは家で作業していると腰に痛みを感じることも少なくなかったです(そもそもこれが理由でスタンディングデスクを使いはじめました)。

今では腰痛理由よりも立ちながらの作業にして集中したい、気分転換したい、眠気を覚ましたい、運動不足解消のため、とか腰痛の理由以外で立つことも多いです。それも座り心地が改善された結果、腰へのダメージがかなり軽減された事実があります。

つまりスタンディングデスクはスタンディングが目的じゃない人にも広くオススメしていきたいと思いました。マジでQoL上がりました。

来た道、行く道 LifeJourney[39.1/2020-11](月次振り返り)先月、引越したので、その振り返りをします。