ドッジボールゲームKnockoutCityについて熱く語る
Knockout CityというゲームをプレイステーションではPS Plusの11月のFreePlayの特典になっています。これにより新規プレイヤーが爆増し、リリース直後以外では今が一番の始めるチャンスとなってます。
なぜこんなに楽しめているか、という話がしたい!
まとめ
- PS plusで新規プレイヤーが爆増し、初心者も多い今が始める最大のチャンス!
- エイムがほとんど要らないので楽しめる人が多い
- TPS要素と読み合い、立ち周り重視のアクション性の高いシステム
- プレイヤーの民度が高い
なぜ今が始める最大のチャンスなのか
- PS Plusフリプ入りで新規プレイヤーが爆増中
- 新規プレイヤーが多いほど、新規プレイヤー同士で対戦することになり新規プレイヤーにはやりやすい
- 先日のアップデートでBotとの練習もできるようになった
(僕も含め)リリース初期から今もプレイする人のほうが割合的に多かったこれまでは、初心者でも熟練者とマッチしてしまうこともあり、初心者にとっては苦くツライ試合をさせられてたことは否定できません。
ですが、新規プレイヤーが爆増中の今は違います。リリース直後以来の、初心者が初心者と試合して、ゆっくりと上手くなる土壌が復活しました。
なぜ今、新規プレイヤーが増えているのか? ノックアウトシティは試用版がありランク25までは無料でできますが、それ以後は通常2,000円です。これがPS Plusの11月のフリープレイ特典になり、制限のない製品版が今なら無料で手に入ります。
これにより今まで興味を持ってたプレイヤー、試用版をやって興味はあるが買うに至らかなったプレイヤー、リリース直後の無料期間以後やめてしまったプレイヤー、知人がやるから誘われたプレイヤーなど様々なプレイヤーがプレイ開始しており、リリース直後以来では最大の新規プレイヤーの波が来ています。
これは今だけ無料化されてるPSユーザーだけでなく、他機種でも有料ではありますが、新しく始めるチャンスです! 今しかないってぐらいチャンスです!
そもそもノックアウトシティとはどんなゲームなのか
ノックアウトシティとはPC, Xbox, PS(4,5), Switch、どのハードでもクロスプレイ可能な乱闘系ストリートドッジボールのゲームです。
通常のスポーツのドッジボールのようなコートはなく、箱庭的で立体的なステージの中でバトルします。球は1つだけではなくステージ内にたくさん落ちていますし、ドッジボールなので相手の投げた球をキャッチもできます。
基本はルールによって2-4人でチームを組み、規定ポイントを先取したチームの勝ちです。相手を倒すとポイントが入るゲームがメインですが、他にも倒すとポイントになるアイテムが落ちるので拾う、相手を倒すと球になるのでゴールに入れる、などの変則ルールもあります。
ドッジボールの名のとおり、回避することもできますし、タックルを相手に当てれば相手をふっとばしつつ球を落とさせることもできます。そしてパス、チームの仲間に自分の球をパスもできます。
操作自体はシンプルながらも、個人技も連携もテクニックは存在しますので、入り口はカジュアルですが奥深いプレイにも十分楽しめます。
ストリートランク(Lv)25までは全てのハードともに無料体験できるのでまずはDLして遊んでみるのがオススメです!
ノックアウトシティのここが面白い
- ロックオン追尾なのでエイミング下手でも楽しめ、参加できてる感がある
- FPS/TPSと違いキャッチができるので攻められても切り返せる
- パスのシステムで連携が大事で手軽で楽しい
通常のFPSやTPSでは弾は自分で狙わないとまず当たりません。いわゆるエイミングですが、これはかなりの練習を必要とします。
ノックアウトシティのシュートはロックオンによる追尾式でエイミングはほぼ不要です。FPS初心者にありがちな弾が全然当たらず参加できてる感もなく面白くない、みたいなことはありません。
とはいえ前述の通りキャッチがあるため、ロックオンしてるからといって適当に投げてもあたりません。逆に一方的に狙われてもキャッチできます。ダメージは入らないどころか攻守交代です。当たらなければどうということはない、というやつです。
さらにはパス。チームメイトと無言でも連携しやすく、自分自身はキルがとれなくてもパスによるアシストでチームを勝ちに導くこともできます。パスは弾速も上がるためただ連携して動く以上に重要な行動になっています。
他にも楽しいところは挙げればキリがないですが、まずはこの3点が特に良いところです。
ノックアウトシティのここが残念
とはいえまあちょっと残念なこともないわけではありません。
- キャラのカスタムのセンスが日本人受けしにくい
- (今現在は)リーグがチームエリミネーション、イベントはバトロワという初心者向けでない仕様
キャラの顔や髪型、服などは好きにカスタマイズできます。今は種類も非常に多いんですが、ただあまり日本人好みでないようなデザインが多いように思います。ランクが上がり沢山手に入れた後はともかく最初のころの選択肢が少ないときはどうしても変な格好になってしまいがち。
基本のルールはチームKOという3vs3で10回相手を先に倒す、というルールになります。
ですが、シーズン3のリーグ(ランクマッチ)はチームエリミネーションというルールです。全滅するまでリスポーンせず、1デスが重く、やや初心者には楽しみにくいルールであることは否めません。
加えてフリプ化と同時に始まったKOロワイヤルもソロ8人によるバトロワ形式です。ノックアウトシティの醍醐味であるパスが意味をなさないルールであるとともに、早くにデスすると待ち時間が長く、8人のうち1人しか勝ちにならないルールで、こちらも初心者が気軽に楽しみ易いルールとは言い難いです。
幸い、シーズン4ではリーグのルールがチームKOに戻ることが決まってますし、イベントも2週間限定なのでいずれ解消される問題ではあります。ツラかったらいつでもずっと楽しめる基本にして王道のチームKOをストリートマッチで遊ぶのがオススメです。
ドッジボールとホーミングシステムの親和性
ホーミングがもたらす公平感
前述のとおり(弾ではなく)球をシュートするとホーミングします。これが銃で打ち合うようなFPS、TPSと大きく違い、エイミングがほとんど必要ありません。これによって得られる恩恵はエイミングが下手な人でも楽しめるだけではありません。
- PCのキーボード+マウス環境とコンシューマのコントローラ操作の差がなくなる
- 通信状況が良くない状況に左右されにくくなる
という利点があります。
そもそもロックオン式で精緻なエイミングが不要になので、PCのキーボード+マウス環境とコントローラの差が発生しにくくなり、有利だから勝った負けた、と判ずることなく公平感を持ってプレイしやすくなります。
さらにシビアなFPSだとラグのよる当たったように見えて当たってない、もしくは逆の当たってないように見えて当たってる、のようなホーミングかつ弾ではなく球なのでFPSほどシビアな判定を必要としません。結果としてある程度ping値が高くても比較的快適にプレイできできるようになっています。
(もちろん極端に通信状況が悪い場合、ラグがないことはない)
ドッジボールでホーミングだからこその楽しさと奥深さ
普通のFPS, TPSと違いこれはドッジボールです。銃の弾が飛んでくるわけでじゃなく、球が飛んできます。球はホーミングするため、FPSの場合は動けば避けることができますが、ホーミングなため簡単に避けることはできません。その変わりタイミング良くボタンを押すことでキャッチができます。
球は銃の弾ほど早くないため、投げるのを見てからキャッチが間に合うことも多いですし、そうなると逆にボールを持って有利にすらなります。
しかし、同時にフェイクという技術があります。いわゆる投げるフリです。これを折り混ぜることで、近距離では格闘ゲームさながらの読み合いになります。
ボールに緩急つけて投げたり、近距離や速い球を先読みでキャッチしたり、逆に先読みを潰すためにフェイクいれたりとさながら心理戦になります。
加えて、シューターと違って弾が常にあるわけではなく、球を拾うかキャッチしないといけません。敵を先に見つけたからといって球がなければなにもできません。
しかもロックオンされている場合、画面に表示され、どの方角から狙われてるかもわかります。これにより先に狙われたのから絶大な有利があるわけではなく、何をされたのかわからないまま終わるようなことも少なく、初心者でも楽しめる作りになっています。
それでいて、上級者になればそのシステムを加味したうえで相手の隙を突いたり、あえて牽制につかったり、決してただとっつきやすくしただけでなく、深みもあります。
こんな人にオススメ
- PvPのシューターに興味があるけどエイムが下手で楽しめない
- 弾を打つだけでなくアクション性の高いゲームが好き
- 操作が複雑すぎず覚えやすいゲームのほうが好き
- 連携や共闘感を手軽に味わいたい
というようなプレイヤーにはハマると思います。もちろん入り口はカジュアルめですが、底の浅いゲームではなく、上手くできるようになればなるほど、次の課題や伸びしろも見えてきます。
エイム力より読み合い力と反射神経、アクションゲームのような操作感、パスによる手軽で強力な連携と共闘感、これらが上手く噛み合えばハマると思います。
PS版だけでなく、PCやSwitch、Xboxの人とも遊べるのでぜひまずは体験版を触ってみてください。
初心者の方も沢山増えているので、近々自分も通ってきた初心者指南的な話も書きたいと思います。