僕のチャレンジしつづける技術 2019

この記事はChallenge Every Month アドベントカレンダー 2019、18日目の記事です。
月イチで目標を立て、チャレンジし、ふりかえりをする、という流れを実行するなかで目標を立てること、こなすことについて学びなおしたので自分なりに咀嚼して、1つのプラクティスとしてまとめてみました。

原則

  • 計画はトップダウン、実行はボトムアップ
  • 目標は評価可能な形にする
  • モニタリングやフィードバックを行う
  • 意志力に頼らない

原則として大切なことは、具体的な内容におとしこみ見える化すること。評価できる形にすること。フィードバックすること。の3つです。

最小限でも3段階のピラミッド構造で考えます。
筋の通った「何をするか」を具体的に明確にするために、トップダウンでまず目的を考えます。次にその目的を実現するための要素、達成すべき目標。そして目標に到達するための具体的な行動。

挑戦、といっても最終的には「何をするか」の行動なので油断するとただのTODOに劣化してしまいます。
そうならないために目的からの目標を立てて一貫性を持たせることで一定のスケール感を保っています。

特に目標は達成できたのかどうかを明確にします。行動はなるべく細分化します。問題は細分化して各個撃破が基本です。粒度が大きいと何をしていいのかわからないままで終わってしまいます。

意志力には極力頼らないのも大切です。挑戦や習慣は響きこそ「やる気」や「モチベーション」で押すように感じますが、人間の意志力はそんなに常に余ってないので意志力に頼るやりかたは上手くいきません。やる気がなかろうが進めることができる、やる気を必要としないやり方が賢いやり方です。

計画

目的

目的、目標は似ているますが違います。目的はWhy、とかFor What。つまりなぜ、なんのためにやるか。もしくはどうなりたいか、どのような状態を実現したいか。これが目的で全ての行動はここから生まれます。

例えば「筋トレを習慣的にやりたい」と考えたとしましょう。その場合、良い体になって自分に自信をつけたい、とかモテたい、健康的ですぐに疲れない体を維持したい、などのなにかしらの理由があるはずです。
漠然と「筋トレしなきゃ」と思っていて、なんのために、なぜやるかを説明できないのはそもそも目的がないため実行されないか、実行されても続かないでしょう。そもそも目的がないのであればわざわざやる必要もないですね。

別の例としてブログで考えてましょう。「ブログのアクセス数を上げたい」思ったとしてその理由として認知度を上げたい、読まれてる実感が欲しい、とか何かしら理由があるはずです。

このような理由はすでに理解していたりすぐにわかる場合もあれば、潜在的で無自覚的な場合もあります。まずはそれを明文化することが大事です。見える化です。そうすることで目指す目標が明確になったり、また初回の目標設定が良くなかった場合にも見当を外れることなく再設定ができます。

目標

目標は目的に対してのHowに近いものです。目的があったとして、何を達成したら目的に近づくか。1つの目的に対して、目標は複数あっても問題ありません。最終的にはこの目標を全て達成できたら目的が達成できるような構造になる、というものです。

とにかくこの目標で大事なことは、評価できる形で表わすこと。個人的に目標の書き表し方が一番重要だと思っています。できる限り定量や数値で評価できる形にします。特に評価するタイミングで○か×で確実に判断できるように書くことを意識しています。筋トレやブログの例だとこういう感じになるでしょうか。

  • 3日以上空けることなく継続的に筋トレが1日10分以上できた
  • ブログのサイドナビゲーションに最近の記事と関連記事が表示されている

この目標が曖昧で具体的でないと達成したのかしてないのか有耶無耶になってしまいます。
1つTipsとしては過去形や望んだ状態で書き表すようにします。例えば月単位の目標の場合、月の終わりで評価しますが、そのときに目標の文章を読んで○か×で答えられるように書きます。

また、前述の目的から目標に筋が通っていれば例え目標を達成できなかった場合でも目的に近づけたことは明白です。行動が無駄じゃなかったと納得できるものになります。その前提があると目標を実現可能性が少しキビしいストレッチなものでも果敢にチャレンジできます。

ちなみにOKRでは達成確度が50%ぐらいのもの、とされています。TODO的に考えてしまうと達成できなかった場合に上手くいかない感が強くなってしまいますが、そもそもストレッチゴールであり、例え達成できなくても目的に近づいたと実感できる状態を作り出せれば達成がある程度難しいものにしたほうがチャレンジし甲斐もあります。

行動

実際の行動に落としこみます。Whatにあたる部分ですね。場合によってはWhenとWhereも含めます。これも目標に対して複数の具体的な行動レベルに分割します。細いほど具体的で良いです。

なお、目標が習慣の場合は1つ前の行動も含めると効果的です。例えば夜に筋トレをする場合、夕食や入浴の時間によっては実行が難しいのであれば、21時までに夕食を食べおわる、や22時以前に入浴を開始する、なども行動として組み込みます。早朝であれば起床時間でしょうか。

単発の行動の場合はあらかじめスケジュールに組み込むのが効果的です。もちろんリマインダーが効くようにするのは忘れずに。

これらの効能は何もないところだと意志力で突破しなきゃいけないところを少しでも意志力の消費を減らすことにあります。きっかけを作る、障壁を下げる、言い訳の種を取り除くためのスケジューリングです。

ふりかえり

進捗のモニタリングは重要です。たとえ進捗がでなくともモニタリングして進んでないことを意識するだけでなにもしないより進みやすくなります。一時期よく聞いたレコーディングダイエットなどもこの効能でしょう。

進捗モニタリング

1週間や半月などのタイミングで定期的に進捗を確認します。

  • どのぐらい進んだのか
  • あとどのぐらいで達成できるのか
  • 定めた期日までに達成できそうか

目標の成見込みが薄いのであれば、原因を分析します。どうすれば達成できそうか。ペースが遅かったのか、時間が取れなかったのか。そもそもプランニングが間違ってたケースもあるでしょう。想定できてなかった理由で達成見込みが立たない場合は途中で行動アプローチの変更を検討しましょう。場合によっては達成目標の変更が必要かもしれません。

さらには人の意志力は弱いので、月の初めにやろうと決めたことも1週間立つとすっかり忘れてることもあります。

とにかくこまめに順調かどうかを確認し、順調でないならどうしたら順調に行くかを考え軌道修正していきましょう。

評価フィードバック

目標に定めた期間が来たら、達成できたかどうか評価します。前述のとおり、達成目標を過去形や定量的に書いたことで機械的に評価できます。

もし目標にとどかなくても、少しでも行動したのであればすこしは目的に近づいています。なにも行動できなかったとしても評価時のフィードバックで原因が明確になり、次なる一手を打ちやすくなります。

まとめ

段取りが8割というか、計画がかなり重要という話でした。計画段階でしっかりしていればモニタリングも評価もしやすくなります。いや、逆ですね。モニタリング、評価を楽に的確に行うために計画に注力します。

また計画さえしっかりしていればやる行動だけにフォーカスできます。Doにだけ集中する戦略ですね。何度も言ってきましたが、大切なのは自分の意志力を信じないこと、アテにしないこと

今年の約半分いろいろチャレンジしてきて、そこそこできたかなと思います。OKR的にストレッチ気味な目標にしてるので全て達成ではないですが、それでいいんです。なによりも試行錯誤しながら、このプラクティスを1つ確立できたのが大きいと思っています。後につづく誰かの力になれば。

参考

マインドマップ読書感想文 - やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学 | Trial and Spiral
マインドマップ読書感想文 - 人生を変える習慣のつくり方 | Trial and Spiral

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